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この作品からのみんなの引用
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アフォーダンスは、刺激のように「押しつけられる」のではなく、知覚者が「獲得し」、「発見する」ものなのである。
― 64ページ -
アフォーダンスをピックアップすることは、ほとんど自覚なしに行われる。したがって、環境の中にあるものが無限のアフォーダンスを内包していることに普通は気づかない。しかし、環境は潜在的な可能性の「海」であり、私達はそこに価値を発見し続けている。
― 63ページ -
アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。それは「動物にとっての環境の性質」である。アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものでもない。それは環境の中に実存する、知覚者にとっての価値のある情報である。
― 61ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(38レビュー)●アフォーダンス 新しい認知の理論 ・行為の意味を環境から切り離し、行為と環境の接点を、事前に設計された知識と論理だけで推論する機構に委ねるのではフレーム問題から逃れられない ・直接知覚されるのではなく、要素刺激を関係づける「知的な過程」の結果をゲシュタルトと呼ぶ ・面のキメのパターンから、面の傾きや奥行きを知覚できる ・像ではなく、動きこそが重要なのだ ・「知覚の刺激」の本質は、環境の... 続きを読む »
もう何度も読んでいるけども、何度目でも面白い。 新しい認知の理論・・・といえど、この本を佐々木正人教授が描かれたのは1994年。 もう18年にもなるのか・・・ しかし、ギブソンが提唱したアフォーダンス理論は、たしかに知覚の理解に変革をもたらしたと思う。 この本はアフォーダンス理論の導入本として、かなり分かりやすく説明されている。 ギブソンの半生とともに、彼が辿ったであろう思考... 続きを読む »
アフォーダンスとはなにか、概念を発見したときから二次発展くらいまでを学術的に記した一冊。
結構難しい部分もあったので、理解には頑張りが必要でしたが、
ちょー面白かったです。世の中の見え方が少し変わったかも。
人間の感覚という、内側の要素に最近興味があるし、外界をどのように認知・感知するかで、世の中は構成されていると思う。発信することを日頃考えて仕事をしていますが、受信側の深い部分に対する理解こそ、発信を考える上で大事ですよね。
もっかい読みます。正直、わかってないとこがあるw
人間が何かアクションをするとき、そのアクションに必要な認知情報は脳の中で全てが形作られるのではなく、対象そのものから人間の体全体を含めた環境そのものに備わっている。
その、関係性によって生まれる「性質」のことをアフォーダンスと呼ぶ。椅子は座ることをアフォードしている。
本著ではアフォーダンスに対する考察が記されているというよりは、アフォーダンス理論の説明がなされていると解されるので、個人的にアフォーダンスについての考察を述べていきたいと思う。思想用語としても用いられるアフォーダンスは「環境が動物に提供する価値」であると定義されている。この用語の味噌は「環境」と「動物」である。環境はアフォーダンスを常に持っている。そして、アフォーダンスから動物は動くことによってア... 続きを読む »
認知行動科学(従来の人工知能論)を通して、認知過程について「惟脳論」的な視点に凝り固まっていた自分には衝撃のパラダイム展開です。ギブソンがアフォーダンス理論にいきつくまでを簡潔かつ丁寧に講義しれくれています。 結論的に言うと、人間は集中処理系ではなく、分散処理系で、かつ、冗長なシステムが分かりました。 以下、気になった記述。 ・知覚にとっては「変化という次元」こそ問題なのだ。「変化」... 続きを読む »
</span>”</div><div class="quantityDisplay black textSquash" style="display:none;padding-bottom:3px;"><nobr><span class="strong black">欲しい数量
. 読了メモ。佐々木正人『アフォーダンス―新しい認知の理論』。J.T.ガット『バカをつくる学校』。情報は人間を取り巻く環境に実在する前者で説き、その環境において義務教育は決して子供が学ぶ場としてではなく、商売であり消費者製造の場だとする後者。さぁ考えてみまいか?
この本に出会ったのは学部の4年だったでしょうか,当時の僕にはこの薄い本の内容がよく理解できませんでしたが,心理学者よりも工学屋さんの方がアフォーダンス理論に詳しくなってしまっている現状が何を意味しているのかを知ろうとの思いで,この本を引っ張り出してみた次第です。今に至っては認知主義を知った上で読んだので,完全ではないにしろ,認知主義に欠落している観点として理解できたつもりです。しかし,ムズカシイ。されど,オモシロイ。瑣末さは一切なく,ひたすらに「知覚とは何たるか」を徹底的に探ってきたギブソンの研究者魂を感じざるを得ません。
1994年発行とちょっと前の本ですが、100ページ程で入門書としてとても分かり易い内容でした。 人工知能(AI)のフレーム問題を例に、それを解決する可能性のひとつとしてギブソンのアフォーダンス理論を説明していきます。情報は環境側にあり、私たちがそこに価値を発見し続けている、という考え方はとても示唆に富んでいます。 例えば文章中の「椅子は座ることをアフォードするようにつくられている」とい... 続きを読む »
ちょっと認知科学とやらの勉強をしようと思いまして。 その導入に、と思って読んだのが本書でございやす。へへへ。 なにやら、最近よく目にする言葉でございますね、「アフォーダンス」。 もしかしたら、流行りなのでしょうかね。 それとも、たまたま、ワタクシが目にしているだけでございましょうか。 なるほど、なかなか生き物の「知覚」というのは複雑かつ単純なものなんでございますね。 それはそれは興... 続きを読む »
[ 内容 ]
私たちは世界をどのようにして見、聞き、感じ取っているのだろうか?
アフォーダンスは、この問題に対する認知科学の最新の解答である。
人工知能やインターフェースの設計にも大きな影響を与えるこの理論を平易に解説する。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
アフォーダンスという言葉は聞いた事あるけど意味なんてわかりませんって人多いと思うんですよ。わかってる人に普通に説明してもらってもわかりにくい内容だと思いますし。この本は難しい話から素人でもわかるような事例ものせてアフォーダンスとは何かという事が簡単に書かれているので、アフォーダンスって何?って状態からそーいう事なんだって理解できるレベルにまでなれる内容になってると思います。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

