一茶の連句

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000221757

作品紹介・あらすじ

江戸の俳人として芭蕉、蕪村とならんで親しまれている一茶(一七六三〜一八二七)は、生涯に約二万の句を作ったといわれるが、二五〇巻に及ぶ連句を遺していることは、あまり知られていない。五・七・五の長句と七・七の短句を交互に付け合う座の文芸である連句は、前句と合わせて二句一連として読み、ことばの多層性と変化を楽しむものである。自らの体験を通して連句の世界のたのしさを語ってきた著者が、家庭的に恵まれなかった一茶の生涯や連句の作法を紹介しながら、一茶連句の代表作六篇を評釈する古典エッセイ。

著者プロフィール

作詩:詩人(1944~ )。東京大学仏文科卒。第一詩集『海まで』('77年)刊行後、詩人として第一線で活躍。[主な詩集]『花まいらせず』('86年、現代詩女流賞)、『幸福な葉っぱ』('90年、現代詩花椿賞)、『時の雨』('96年、読売文学賞)、『貧乏な椅子』(2000年、丸山豊記念現代詩賞)、『海へ』('14年、藤村記念歴程賞・三好達治賞)


「2017年 『女声合唱とピアノのための 放心の先には』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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