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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(129レビュー)
エッセイかと思えば短編が出てきたり、その短編の中でも
ひとつのカラーに染まらない、シュールなもの、心温まるものが集まっています。
全体として「こんな作品です」と一言で表せないのですが、
それが、タイトルどおりこの作品の狙いではないかと思います。
そう思って見ると、曇り空のような色にインクが染みたようなタイトルのカバーも
タイトルの「あわい」という言葉もなんとなくしっくり来る感じです。
オチもわかりやすいので、納得がいかず本を閉じるということにはなりません。
テーマや、言わんとしていることは何かにこだわることなく、
個々のストーリーの中に入り、流れ流されて読むのがいいのではと思います。
特に「唐草模様」は、あの風呂敷の模様からどろどろと
想像力がかきたてられ、読んでいて面白かったです。
コスモスからの手紙のくだりも、すごく好きでした。
装丁が気に入ったので読んでみました。
内容は10の短篇。相変わらずというか、さっぱりしない途中経過で終わる感じでした。プロローグって感じかな?基本的に現実味のない話が中心なのでその手が苦手な人には読みにくいかもしれません。なにより気に入ったのは各話の頭にある挿絵でした。これはかなり好みな絵が揃っていた。
詩的な雰囲気のある短編集です。
恋はみずいろ
唐草模様
Y字路の事件
約束の地
酒肆ローレライ
窯変:田久保順子
夜を遡る
翳りゆく部屋
コンパートメントにて
読後印象に残っているのはY字路の事件と窯変:田久保順子ぐらいでこれも目新しい感じはなく、また他の作品はイメージの描写的なものが多く何とも評価しがたい感じです。
とりとめのない夢の話のような短編集。「夢十夜」の雰囲気に似てるかな。「唐草模様」に出てくる、コスモスが手紙を書く童話が懐かしかった。「Y字路の事件」「窯変・田久保順子」「翳りゆく部屋」がお気に入り。
すごく詩的というか抽象的というかわたしにはちょっとわからない世界でした 実を言うとこういうのあんまり得意じゃないんだよね
美的感覚がさきをいきすぎてておいつけない
ハイセンスなきもちわるさ(良い意味)ってかんじで・・・
扉の短歌がすてきでした
扉絵に示される絵画をきっかけとした、イメージの断片をほのめかす短編集、といった印象でした。
物語そのものを重視する人にとっては読み通すのに苦しい部分もありそうですが、謎めいたイメージそのものに浸るにはもってこいの一冊です。
モチーフの羅列で視覚的な世界を体験させてくれるかと思えば、繊細な心理描写で女性のおしゃべりについて共感させてくれたり…
読み終えた後振り返ると、心の中に何か謎めいたものを残している。
論理的に理解はできなくても、とても魅力を感じる本です。
【読み始め:2012年1月26日/読了:2012年1月30日】
■恋はみずいろ
■唐草模様
■Y字路の事件
■約束の地
■酒肆ローレライ
■窯変・田久保順子
■夜を遡る
■翳りゆく...
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