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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(141レビュー)
女子高生が主人公の話。
章によって主人公が変わります。
自分の高校時代を思い出しました。
高3の時の教室、お昼の風景。
わたしの通った高校は現在建て替え中なので、もうあの教室はないのだけれど。
記憶に一番新しいからなのか一番楽しかったからなのか高3のときのことを思い出します。
電車の駅名から、わたしが通っていた高校とは違う場所にあるということはわかっているけれど、高校に通うために乗った電車、電車が通っていた場所、周りにあるものも思い出しました。
そしてこの本を読んでいる最中に(仕事で)その電車に乗ったという偶然!
あの日にあの電車に乗ることは前々から決まっていたけれど、この本を読んでいるときなんて縁を勝手に感じます。
あの独特の価値観や感受性は、表出するかたちこそ異なっていても、“女子校”という不思議空間に所属した者の基本要素なのかもしれないと、筋金入りの女子校出身者は思ってみたり。
母校では本作のようなパステルカラーの擬態自体なかったですけれど・笑。
揺れ動く思春期のそれぞれの思いが綴られています。こぼれ落ちていくほどの些細な記憶なのだけど、その時は大きく自分を左右していたり...親自身、手のかかる育児期を通り過ぎて積み重なる諸々のことで夫婦関係が膠着していたりして、子どもは敏感に察知してるんですよね。切ない。
記憶の片隅にあって
あるのかないのかも分からないような
どっちでもなんでもいいような話が多いかな。
べつにきらいというわけじゃない。
世の中は好きな人ときらいな人でできているわけじゃなく、
好きな人と、どうでもいい人とでできているのだ。
-テイスト オブ パラダイス より-
いつか記憶からこぼれおちるとしても・・・
この一瞬は今しかなくて、切実に確実に手に入れていたかったんだよね。
「あぁ、あるよね」と感じた。わたしが女子校出身だからかな?でも登場人物たちの言動は高校生っていうより、中学生っぽい。あくまで実体験と照らしてだけれど。スッキリするお話しではない。
まあまあだった。個人的には『指』だけでいいくらいだった。まわりの女の子たちの気配が伝わってきて、そこからぼんやりとイメージする彼女たちのあれこれを、そのあとの短篇で遮られてしまったかのようで、なかなか残念だった。
学校では毎日いろいろなことがおこる。教室のあちこちで。
ワールドニュースみたいだ。どこかの国では戦争をしていて、どこかの国には寒波がきている。ほとんど裸みたいな格好で暮らして、たれさがったおっぱいにビーズの首飾りをじゃらじゃらつけている人たちもいる。
教室ってそういうところだ。
江國ワールドが好きでよんでみたが、私的にはもやもやがのこる感じでした。女子高生とは思えないような大人びた感覚は女子校ならではなのかな?
友達っていうよりも知り合いみたいなたんたんとした感情の描写が続いて何だか切なくなりました。本音と建前が曖昧なようできっちりでています。
10人の女子高生のエピソードから、ある時期が立ち上がってくる。
男性から見えない感覚が描かれていて、正直まだ未整理。きゅうりの断面の美しさや、女子高生の爪の描写など、たった数行で世界観を切り抜いてくる所等、はっとさせられる。何度か読むことになりそう。
女子校に通う女の子達の話。
アタシも女子校やったけど、こんなんやったかなぁ?
よく覚えてないや、、、(笑)
でも、この年齢の女の子の危うさとか考え方とか凄くリアルな感じ。
女子高生を描く短編連作集6編。
「指」菊子。一番優等生っぽくて共感できる。両親への気の使い振りと電車の中で出会う冷たい指の不思議な女性。「緑の猫」萌子。親友が精神的に壊れていく様。「テイスト オブ パラダイス」柚。ママというのはお金と安心を両方持った親友。ふいにプレゼントされたボーイフレンドからのささやかな贈り物。「飴玉」可奈。テレビが好きで旅に出たい。毎日日記で飴玉を配る。ちょっとしたデスノート。「雨、きゅうり、緑茶」修子。この話はちょっと掴みどころが分からなかった。「櫛とサインペン」美代。みんな私を高野さんと呼ぶ。多分距離があるんだろうね。こういうフニャフニャっとした人、いますね。
作者の小説は生活レベルが高い登場人物が多いと思う。それがどうってことはないのだが、それが嫌だったり、よかったりする。
満員電車の中で私の腰を撫でていった40代くらいのきれいな女性が気になり とうとう彼女の家でお茶をごちそうすることとなってしまった 「指」 親友だったエミがどんどん潔癖症になり思考があちこちに飛び しまいには学校に来なくなってしまった 「緑の猫」 ママと一緒にお買い物に行くのが日課のあたしは 友達の紹介で吉田くんと会うようになる 「テイスト オブ パラダイス」 太っている私はいつか... 続きを読む »
江國さんが描く女子高生達。成績優秀だったり、可愛いかったり、人気者でも悩みはあり、勿論そうでない子もいろいろある。いじめも…。
江國さんが女子校出身だから、女子校の話?とは短絡的かもしれないけど、無関係ではないのかな。共学とは雰囲気が違うのかな。田舎の公立高校出身の私には分かりませんが。
しかし、高校生の時って辛い時期だったなぁ。勉強はやり直してみたいけど。最近クサクサしてる私だけど、あの頃に比べれば…ありがたく思わないと!
「わたくし率・・」を読んでいるときの感覚が急流下りだとすれば、この本を読んでいるときの感覚は、「ナチュラル」がベースで清潔な日当たりのいいリビングにいる感じ。 この人の本を読んでいるときよく陥る感覚。上質なブランケット(ブランケットなんて、普段は言わないのだけど)に包まれている感じと言ったらいいのか。 秀逸なタイトルだよなあ。この人と川上弘美のタイトルはホントに魅力的なものが多い。 この本は... 続きを読む »
高校の時に読んだ
「好きな人と嫌いな人」ではなく、「好きな人とどうでもいい人」という分け方に共感した気がする
人を嫌うって、疲れる感情だと高校生の頃も、大学生になった今も感じている
あの頃より少しは器用になったつもりだけど‥
漠然としか覚えてないのでもう一度読みたい
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

