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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(20レビュー)愛する人を事故から守るため。 かけがえのない人の病を治すため。 大切な人たちを救うため―― クロノス・ジョウンターと呼ばれるタイムマシンを利用し、人々は過去へと跳ぶ。 目的を達成できたとしても、元の時代に戻ることはできない。 自身の存在が消えてしまう可能性だってある。 重い制約のあるタイムマシンだが、それでもなお、人は愛のために時を超えるのだ。 奇跡の物語――と紹... 続きを読む »
どの話も愛が基本。
愛する人を助けるために自分は数千年先に飛ばされることが分かっていても過去へ飛んだり、子どもの頃に病院で出会う若くして無くなった青年を助けるために特効薬を持って過去へ飛んだりと誰かのために過去へ飛ぶ主人公の一途さが強くてSFよりも恋愛小説の感覚で読んでしまった。
最初の話と最後の話が自分は特に好き。
時を遡るという常識に反する行為と それに対する「時の"風"」という考え方に基づき支払う代償。 読後に切なさ、こころの疼きをおぼえるひとが 少なくないのではないかと想像されるが それは過去へ跳ぶという実現できない夢想 現実との乖離ではないのでは。 きっかけは心残りや後悔の是正。 しかしそれが生み出す「新しい」過去、出会いの運命、 それらに対する「抗うことが... 続きを読む »
時間と愛とのお話。
「クロノス・ジョウンターのシリーズでしょ?
過去に跳ぶ装置。
タイムマシンに絡めた恋愛小説だよね。
前読んだ。」
って人も手にとってくださいまし、
加筆修正ありで書き下ろしもありますよー
キャラメルボックスが舞台化したのはこの中の
『きみがいた時間
ぼくのいく時間』です。
クロノスシリーズはキャラメルボックスが良く舞台化しでいて、上川隆也のものを見たことがある。今回小説を読んでみて、舞台のままだなあ、つくづく感じた(本当は舞台が小説のままなのだろうけど、舞台から入った僕としてはどこまでも舞台がベース)。それくらいに小説と舞台が良く似ている。読んでいるあいだは、人物は全てキャラメルの役者さんを想像してしまった。
舞台/小説に独自のものがない、というのではなくて、それぞれ舞台/小説という表現の中で最大限にやった結果として、共通した雰囲気や世界観が実現している。だから、同じ物語りを同じ雰囲気で観ている/読んでいるけど、どちらも楽しめる。切なくて少し希望があるって方向性自体が、お互い親和性高いのかもしれない。
ずっとずっと読みたかった一冊。
物質を過去に送る2つの機械「クロノス=ジョウンター」と「クロノス=スパイラル」
タイムマシンと呼ぶにはあまりにも制約のある機械に関わった人々の軌跡と奇跡の物語。
タイムトラベルもの大好きな自分の期待は裏切られませんでした。
ていうか、期待していた以上の満足感☆
SFもの、それもタイムトラベルもの。 で、そのSFを土台にしたラブストーリー。 短編がいくつか入っていて、その主人公たちはみんな物質過去射出装置(だったかな)=クロノス・ジョウンターの関係者、もしくはその開発会社のPフレックの社員。 個人的にタイムトラベルモノは大好きなので、とても面白かった。 設定としてもわかりやすい。 タイムパラドックス、歴史が変わる。 でも基本的には大きな... 続きを読む »
著者の代表作『クロノス・ジョウンターの伝説』のベスト版といった感じ。既刊の作品も改稿されていて、以前あった矛盾点が綺麗に取り除かれています。今回はついに野方耕一の軌跡が書き下ろされ、このシリーズのファンを大満足させること間違いなしの一冊です。
先日終演した、演劇集団キャラメルボックス「ミス・ダンデライオン」「南十字星駅で」の原作^^ 「ミス・ダンデライオン」の原作「鈴谷樹里の軌跡」が好きです♪
久しぶりに梶尾真治さんの著作を読んだ。
短編のオムニバスという形式で、キャラメルボックス舞台の原作にもなったとか。
本編は全6作からなるが、甘さ控えめの1、2作目が一番心に響いた。
全6編入っている内、4編が既刊。(加筆修正はあり) 筆者が男で、しかも女はSFに理解が無いと思っている人が書いているだけに 納得のいかない点は多い。 ご都合主義であったり、女がやけに馬鹿だったり理想化されていたり。 キャラメルボックスで舞台化されたとき、そのおかしな点が 全て消化されており、純粋に感動できる話になっていた。 その後書き下ろされた栗塚編と野方編は、 違和感無く、短編... 続きを読む »
キャラメルボックスの芝居に「クロノス」という言葉がたくさん出てくるのが気になっていたんだけど、原作があったんですね!(気がつくのがおそいっての(苦笑)) 短編6作収録。 いずれも、愛する人を救うために時を超える話。 すべての話が「クロノス・ジョウンター」というマシンに絡む話で、少しずつ繋がっているのだけど、個別の話として読むことができるタイムパラドクスもののSF。 読みやすくてサラ... 続きを読む »
キャラメルボックス2008年スプリングツアー『きみがいた時間 ぼくの行く時間』の原著ということで購入。ファンタジーとかが平気な人にはたまらない一冊だと思う。梶尾作品は読者のイマジネーションを刺激する点で優れていると思う。実際には存在しない世界を眼前に現してみせる筆力に感動
キャラメルの演劇の原作になっている、タイムトラベルものの連作。ひとつひとつは短編なのだが、それぞれがきちんと絡み合っていて、理屈に破綻がなくしっかり感情移入しても裏切られない。このSFとしてのベースの盤石感は、さすがのカジシン節。しかもやわらかでほんのりとセンチメンタルな、いかにも作者らしい読後感のよさがあり、いろんな意味でお得な作品となっている。小物遣いの小粋さも効いている。
いやいや「クロノス・ジョウンター」にしても「クロノス・スパイラル」しても、世紀の大発見が、一般企業でさらりと発明されてるって、どれだけ優秀な社員がいるんだか。
惚れっぽく、ご都合主義は相変わらずだけ...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

