- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022739032
作品紹介・あらすじ
子供たちが三日月沼で新たに目にしたメッセージは、24年前の『悪ガキ三人組』ができなかった最後の冒険の始まりを伝えるもの。そして、その冒険によって子供たちが知ったのは、銀河系の7割がすでに消えてしまっているという、衝撃の事実だった。星々の死の連鎖は確実に太陽系にも迫っており、このままでは地球も-!?宇宙スケールの危機に子供たちが立ち向かう感動ファンタジー長編、完結。
感想・レビュー・書評
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久しぶりにSF(すこしふしぎ)な本を読んだ感。
小学生いいね!
っていうか、上下巻と長いのに、読者サービスと言うか、萌えが少なくて新鮮。出てくるすべての登場人物を愛してるんだなぁと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(『上』と同様のレビューです)
キャッチフレーズ通り、感動の長編ファンタジー!熱くて爽やかな読後感が残る。 子どもが主人公ということで、読書好きの子どもにもオススメできそうだ。ただ、『ホイジ人』、『ル人』、『ア』など、さまざまな地球外生物が複雑に登場するため、系図を描かないと混乱しそうな感も(笑)!?また、長編特有の、やや退屈なシーンもなきにしもあらずだが、ひとたび盛り上げるシーンまで読み勧めれば、一気に読めてしまうことだろう。 -
岩本節炸裂のジュヴナイルを期待していたら児童文学だった。
これはこれで良いのだが、朝日ノベルスではないよーな。 -
そして、季節は、秋を越えて冬に突入しつつありますが……。
読み始めたのは、夏の終わり頃からなんですけどね(笑)
ということで、「夏休みは、銀河!」下巻です。
この間、小学校の図書室にオススメめの本を選ぶという仕事をしまして、近所の小学校の図書館に朝日ノベルズの岩本 隆雄を全部いれてきました。
そのなかでも、これは、ダントツに小学生にオススメです。
下巻では、一気にお話は広がって、なんと銀河系の危機にまで広がっていきます。
でも、その銀河系の危機と、がんばる小学生たちが、本当に無理なく、1つの物語の中に地続きに生きていて、すごいおもしろかったです。
特に、銀河大砲Sが起動するところなんて、目の前に映像が見えてきました。
これ誰か、アニメーションか、特撮にしないかなぁと思いました。
そして、思わせぶりなラスト。
ここで終わっても、充分好き。でも、続きがあっても、うれしいかも。