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みんなの感想・レビュー・書評
(18レビュー)
文車日記で田辺さんの古典の世界にハマったあと、すぐに読んだ作品。
百人の読み手が生き生きと描かれる。
歌を追うというより、読み手の人生を追っている気分になる。
最近話題の「うた恋い」の参考資料でもある。古文・古文法に抵抗のある中・高校生の時に出会いたかった。
著者が隣人と語らうような気軽な文章で、歌の訳、作者の歴史的背景、著者個人の解釈やいくつかの学説も参考までに、さらりと教えてくれる。
一首につき4ページくらいなので、読むのが遅い人、飽きっぽい人でも、1日一首ずつ。中高生は朝読書の時間におすすめ。
所々に出てくる熟語は、広辞苑をひけば、だいたい載っているので無問題。
著者も「まず口に出して和歌自体を覚え、意味や含蓄、背景はあとから考える、調べるほうがいい」という考えを持っているようだし、純粋に和語のやわらかさや美しさ、日本人の「言葉への情熱・遊び心」がいかに凄かったかを感じ取れればいいんじゃないかな。
昔、岡田嘉夫さんの絵に惹かれてつい買ってしまった本です。 読んでみたら高校時代に国語便覧に基づいて習った百人一首の何倍!もおもしろく感じました。 私の通っていた高校では、やたら百人一首の暗誦に力を入れていたので一応、百首ひととおり、歌の意味もあわせて授業でやりました。でも「やらされている」って感じで正直あんまりおもしろいと思わず、書取りのテストがかなり苦痛でした。ちゃんと覚えてなか... 続きを読む »
百人一首を覚えねばならぬ! だけど百人一首なんて……私国文学専攻だけどごめん……全然知らないの! というわけでちょうど積読してた中にこれがあったので嬉々として崩しました。百の歌に百のエピソードあれば、百人の歌人に百のエピソード、いやそれ以上あり!とにかく面白かったです。いい教養になったなあ、と。歌を覚えれたかはまた別ですけどね。田辺聖子は気付いたらよく読んでる作家だわ……
百人一首がしてみたい、という単純な動機から買ったものの、田辺聖子の関西調の語り口や、百人一首に関する諸所の学説を、サラリと載せているので読み物としても楽しい本。
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