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みんなの感想・レビュー・書評
(20レビュー)遠野物語と古事記とフロイトなどを参照しながら、日本の古代の共同体に芽生えた幻想を考える。幻想の区分は共同幻想や対幻想や個人幻想などに別れていて、ギリシア的に言えばポリス、オイコスといったところか。共同体の利害が幻想を作り出し、現実の生活に影響を与えていたり、共同幻想を神話の中に見出したり、読んでいて面白かった。日本はいまも昔も空気を読むという風土があったのだろう。
全体を通して読んでみて、あまりよくわからなかった。 共同幻想:人間が個体としてではなく、なんらかの共同性としてこの世界と関係する観念の在り方 対幻想:共同幻想のうち男性または女性としての人間がうみだす幻想 っていうのは書いてあったしわかるのだけど、その後のこの言葉を使っていろいろと分析していくのに「???」となってしまった場面が多かった。理解が追いついてないという意味で… 「禁制譚... 続きを読む »
学生時代はとにかくこの人の本を良く読んだのは、飲み会で青臭い学生同士の討論になった時に必ずこの人の本が引用されたからだろうね。この人の本の中では一番強い印象を受けた本。
ぼくは、この日常を客観的に捉えようと試みるとき、たとえばエスノメソドロジー的な実践で、日常のぼくの周りにある、あらゆる一切を別の現象として捉えようとするとき、ぼくの目に映るのは、罵声をあげるだけのカオスだけだ。テレビのブラウン管以上の陳腐な日常が意味不明に映し出され、それこそ馬鹿の大騒ぎと言わんばかりに、彼らの中で蓄えられたエネルギーが、行き場もわからないまま、ただ飽和状態で、身体中の穴という穴... 続きを読む »
これも結構前に読んだ本。
一言で言うなら、「めっちゃ難しいから、覚悟しろ」。
論文だよ、これはもうw
電車で読んでたらそりゃ乗り過ごすわww
吉本ばななより、吉本隆明が好き。
それだけw
吉本隆明さんの考え方に、初めてある程度の深さで触れられた気がする。
こんな認識の仕方があるのですね。
自分の中で育てていきたい考え方です。(まだまだ全然わかってないもん。)この考え方を自分なりにだけれど応用してみると、なるほど、今までなんとなく感じていたことを明瞭に考えられます。
細かいところでも「なるほど!」って思うことがちょいちょい出てきて、それも面白かった。
共同幻想という考え方は、社会の基盤をなすものかもしれない。
著者は、厳密な学として、本書を提案しているわけではない。
文学として読めばよいのではないでしょうか。
あるいは、文学評論とい...
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