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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(161レビュー)誰もがありそうでありえない、そしてそんな「苦い」物語を集めた本。なんともいえない喪失感のようなものを味わうためか、定期的に読んでしまいます。結末はわかっていても何回も読んでしまう、そんな魅力が山本文緒の本にはあふれている。
人間の弱さ脆さがキリキリと伝わってくる。
自らが犯罪を犯してしまったわけではないのに、痛いくらいに共感してしまった。
わたしはどうしても女性の心情に立ってしまうので、ここに出てくる男性にイライラしてしまった。
言うまでもなく、女性が正しいわけではないのだけれど。
でもなんだか、みんな生きているなぁ。死んでしまったように見せかけて、その生を消すことはできない。
一気に読める。ブラックティーはお茶ではない。
第一話 ブラックティー
彼女の冷静さが生々しい。
第二話 百年の恋
まっすぐな彼女がいとおしくなる。
第三話 寿
結婚後が知りたい。
第四話 ママドントクライ
母娘の気持ちもわかるが、責任の矛先を間違えている。
第五話 少女趣味
離れるべきだし、離れなければいけない。大切なら。
第六話 誘拐犯
大人が紛争を拗らせる典型的展開。子供は大人より大人。
第七話 夏風邪
むなしい。
第八話 ニワトリ
はっきり言ってくれる人こそ善知識。
第九話 留守番電話
節操がない、男も女も。友達という言葉は善悪の輪郭さえもぼかす。
第十話 水商売
寂しい。
罪悪感をテーマにした短編集と思います。
好きな話は「寿」「ママ・ドント・クライ」「誘拐犯」「夏風邪」「ニワトリ」「水商売」。
「少女趣味」のラストは怖かった。
折角ケーキ買ってくれたのに。
主人公と夫がすれ違ってるみたいで切ない。
「留守番電話」の主人公は女々しいなぁ。
高校のとき読んで
多分好きだったはずなんだけど
いまいちピンと来なかった
色々な罪があって、誰にでも小さな秘密があって
私にも共感するような罪があったり、
罪とは認めたくないようなものがあったり、
でも
それを羅列して…あれ、終わり?みたいな
確かに考えさせられる所はあるけれど
うーん
でも確かに現実ってこんなものだよなぁ、なんて思ったりもして
そういう意味でとてもリアルな作品だと感じた。
ちょっとした罪をする主人公たち。
やっぱり最後はちょっぴり切なくなるよ、山本文緒。
なんでこんなアンニュイな文章を書くのかねー
どこかに怖さも隠しながら。
懸命に生きてるんだよね。
借りパク、キセル、不倫など、誰でもやってしまいそうな(もしくはやってしまった)軽犯罪と直面する主人公達の心情を描いた短編集。
薄い本だし、読みやすいので、サクサク読める。
ただ、心に残るものがほとんどない。
確かにやりがちな軽犯罪に、自分も思い当たることがあったりして、多少しんみりしちゃうんだけど、じゃあ何が印象的だったかっていうと…なんだろ?ってなる。
電車で気軽に読むには良いかも。
平成7年の作品。いつだったか思い出せないが、かなり前に読んだことあった。短編が十話収められている。全体的に覚えてなかったが、唯一脳裏に焼き付いていた作品が第五話 少女趣味。ぞくっとする。第二話 百年の恋は、ある程度大人になった今、ほのぼのした気持ちで読める。
短編集。
どの話も身近に溢れる「罪」がテーマ。誰もが小さな嘘や不道徳な部分はあって、それを罪と判断するかどうかは法律だったり、道徳だったり、価値観だったり、、、そういった枠に当てはめ責任を感じてし...
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