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みんなの感想・レビュー・書評
(31レビュー)
感動した。金融の世界でこんな風に働いて、死んでいけたら・・・
金融を目指す方には是非一読してみて下さい。
もちろん、金融工学や細かな取引の内容はわからないけど、
そんな事はおかまいなしです。
もお読み始めたら止まりません。
フィクションとノンフィクションが織り交ぜられながらストーリーが展開していく。
過去の日本・世界の金融界の動きがすごくよくわかって、面白い。そして投資銀行いきてーなーと思わせるだけの何かが詰まっている。顧客の利益に反する行為を行っていることとかは除いても。
それでいて「結局はマネーゲームで何も残らない。商品を売っていたほうが面白い」というセリフや、主人公が最後には日本の国益のために働き始めるのには重みがある。
必死で働いて、必死で儲けて、いい家に住むだけが幸せではない。それだけが人生じゃない。でも、必死で働いてプロになって人生の選択肢が増えることは素晴らしいと思う。
下巻。
この話、主人公が3人出てくるんですが、ほとんど接点がないんですよね。「業務が違う」と言われればそれまでなんでしょうが、こういうところがやはり説明書的だなぁ、という感じです。
巨大投資銀行(上)では、専門用語の意味やバブル期の金融概況を本から学ぶことが出来たが、巨大投資銀行(下)は主に一人の投資銀行マンのキャリアの歩み方について考えさせられる良本でした。
社会貢献とは・・・、キャリアの締めくくり方とは・・・、投資銀行マンの歩むべき道とは・・・、といった深い人生論のようなものを学ぶことが出来た。
バブルが崩壊し、外銀が利益ために買いあさった宝の山、日本の市場が一気に冷え込む。 そんな中、桂木は日本の金融力を底上げするためにモルガンを去り産銀へ。 バブルから邦銀の大合併まで一気に進む。一時代を築いた伝説のトレーダー達の幕が今降りようとしている… 世の中はリスクを取って大きく利益を上げる裁定取引を行う投資銀行ではなく大型顧客に安定的に貸し付けを行う商業銀行への道を歩もうとしている。(小... 続きを読む »
日本でM&A業務を行っている桂木英一。 しかし、日本ではバブルが崩壊し、不況のどん底にある中で案件数は減少傾向にあった。そんな中でも桂木はもがき、かつての人脈等を頼りながら、またM&Aからカバレッジに移動になりながらも必死で仕事をした。そんな中、産銀からの投資銀行部門長への打診があり、桂木はそれを引き受けた。しかし、その後の金融再編のなかでの不毛な権力闘争の中で、桂木は純粋に日本... 続きを読む »
【上下巻同一レビュー・ネタばれ含】
トップレフトとどう違うのか?と問われれば、うーん、と悩んでしまうだろう。。この小説でためになったのは、変わりつつあった外資投資銀行の姿がありのままに描かれていたこととかかなぁ。
あと、読んでいて、ナイポールの「自由の国で」を思い出させるようなタッチだと感じた。というのも、彼の帰る場所が邦銀であったこと(また、上巻の中盤か下巻の最初の方にあった、モルガン・スペンサーに勤める事への恩師の無念がる様子、そして最後の邦銀CEO就任時の恩師の祝電がそれを裏付ける。)また、外銀を渡り歩く中での降格・解雇・取引の失敗やかつての古巣の邦銀の元同僚・上司からの陰口などが、「自由の国で」で主人公が受ける暴行に似ている。著者自体、英国在住だし。パッチワーク的な部分も多いし。まぁ、とてつもなく可能性の低い推論だが。
■概略 元・投資銀行マンである著者が、複雑な投資銀行業界を半分実話に基づいて描いた作品。 ■感想 非常に難解な解説が多かったものの、投資銀行という業界の雰囲気をつかむには非常に参考になりました。 投資銀行におけるイベントメントバンキング、セールス、トレーダーという3つの主な業務をそれぞれ個性的なキャラクターを起用して描いているため、比較的難解な内容にも関わらずサラッと読めてしまいました... 続きを読む »
2009年5月27日に読み終わった本
http://hydrocul.seesaa.net/article/120494660.html
(日経ビジネス 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
旧態依然とした日本の都市銀行を飛び出し、ウォール街の巨大投資銀行モルガン・スペンサーに転職した桂木英一。
外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上っていく。
やがて、その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合い、桂木は外資で培った手腕を邦銀再生のために捧げようと決意する…。
日米企業間で繰り広げられる巨大買収劇の裏側、伝説のトレーダー・竜神宗一が仕掛ける巧妙な裁定取引(アービトラージ)、…ヴェールに包まれた米系投資銀行の内幕を圧倒的なリアリティで描き切った金字塔。
2008/12/1
前回の続編。
けっこういったことあるオフィスの話とか、元その会社にいた人の話とか聞いたことあって、リアル感漂ってました!
特に興銀(本の中では産銀)のM&A部隊のレベルの低さという話は、前に元興銀で今は外資IBのヘッドやってる人の話を聞いたときに竹やりと大砲で戦争してるレベルだったって話を聞いてたから、ちょっと感慨深かった。
総評としては、この20~30年の投資銀行の歴史を読めるし、単純に読み物としても面白いから暇があれば是非読んで見て欲しい本です。
社会貢献ってなんなのか、自分のキャリアを含めて考えさせられる本でした。
全然関係ないけど、リーマン日本法人の最後の社長ってこの本の主人公と同じ名前だった気がする笑
そしてこの竜神ってトレーダーは明●さんのことだよね?
奥が深い楽しめる小説でした!
自分が社会人になって働き始めたころの重なり、アジアの通貨危機でエライ目にあった事やその時、世界で起っていた事が思い返されます。個人的には、主人公がニューヨークで働き始めた時に、不安から妻に八つ当たりす...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

