グリーングリーン: 鐘ノ音ファンタスティック (角川スニーカー文庫 129-2)
- KADOKAWA (2003年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044246020
作品紹介・あらすじ
都会のはずれ、山奥にたたずむ鐘ノ音学園。男子校でさらに全寮制のこの学園が共学化をはかるために試験的に女子を編入させるというのだ。悶々とした生活をしてきた男どもは、女の子をゲットできるということで大騒ぎ!それをさめた視線で眺めていた祐介にある女生徒が近づいてきた。なんと彼の幼なじみ・みどりが編入してきたのだ。もてない男どもの恋のさや当てと祐介とみどりの微妙な関係。山奥の学園でいま、空回りの青春が始まった。
感想・レビュー・書評
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ゲームのノベライズ。1冊。馬鹿連中が良いね。ゼロの使い魔にもおんなじ様な連中出てた。グリーングリーンの詞が悲しい。最後がわからなかったので、読み返してやっとわかった。
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初期の「せつない系」ヤマグチノボル作品。
個人的には、氏の最高傑作。本人もお気に入りの一冊と聞く。本作刊行からほぼ10年後の桜開花時期に、ヤマグチノボル本人が死去。
『ゼロの使い魔』シリーズ以前の作風や文体に触れたい場合のマストアイテム。
解説は・・・
『作者のヤマグチノボル氏は前述したゲーム版「グリーン グリーン」のシナリオも担当した他、恋愛アドベンチャーゲーム「カナリア」のシナリオ担当とノベライズも手がけた経歴を持つだけあって、媒体の変化に伴って設定・構成にアレンジを加える手際には素晴らしいものがあります。
マルチエンディングのゲームシナリオを小説という形できちんと成立させるには、新たに加味した設定で一本筋を通し、なおかつ原作の世界観を崩さないバランス感覚と構成力が要求されますが、この小説版「グリーン グリーン」は、そういったゲームノベライズ化の模範例とも言うべき良作です』
虚淵玄。(まだ大ブレイク前)
バッチグーっしょ! -
再読。原作ゲームについては一切知らずに買った頃が懐かしい(知らなくとも楽しめます)。作者はあのヤマグチノボル氏だったのですね。馬鹿な学校ではあるけど、青春って感じで楽しかったです。解説には虚淵玄氏という豪華な感じもありました
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グリーングリーンはいい作品です。
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ゲームとは若干違った展開ですが、これはこれで泣けるお話でした。みどりに限っては、ゲームより小説のキャラの方が好きだったり。
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ゲーム「グリーングリーン」シリーズの小説版。基本はラブコメディですが切ないシーンも多々あるのでなかなか楽しめます。
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ゲームのグリーングリーンの小説ですが、ゲームの中とは少し別の内容になっています。
でもゲーム版グリーングリーン2の設定はこの小説の続きって感じがする。