お・り・が・み 光の徒 (角川スニーカー文庫)

著者 :
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044266097

作品紹介・あらすじ

国立展示場を乗っ取った魔人率いるテログループ。突入した警視庁特殊捜査班と機動隊は全滅。運悪く展示場にいた神殿協会のクラリカは勇者・翔希とともに人質救出に向かうが、頼みの綱の関東機関は魔人の急襲によって壊滅に追い込まれる。沙穂が殺され、貴瀬も捕縛された。その絶望的な状況の中で翔希は、信じられない言葉を耳にする。「事件の背後にいるのは、魔王・名護屋河鈴蘭…」もはや誰も止められない魔王への道、佳境へ。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は主人公であるはずの鈴蘭はほとんど登場しなかった(笑)。表紙に描かれている通り、クラリカを中心に物語は進んでいった感じだな。
    暗黙ルールを破り、表社会の耳目を集めた行為は中々に悪辣で有効な手段だったな。
    [more]
    今までに裏で暗躍してきた存在が遂に表に現れたわけだけど、クラリカのおかげで少しばかりチャンスが生まれたのが唯一の救いだ。今までのおちゃらけが嘘のような活躍だった。
    後はアウターの本質とそれを関東機関の菊人が理解していた事が印象的だった。確かに今までの物語を読んでいると勘違いしそうだったな。
    自衛隊の猟科教連の戦い方は強引だなと思ったよ。魔導力なしの対物ライフルとはいえ、通常兵器で魔的存在に対抗できるとは思わなかった。なんか心の中で薄ら笑いが出たよ。

  • テロリスト集団が求めるモノは「ノエシスプログラム」
    そんなこんなでソロソロ佳境ですね.
    いや,次が最終巻だと知ってるけど一応ね.
    今回は鈴蘭の出番少な目でクラリカちゃん大活躍.
    あとアレだ.
    長谷部のねーちゃん強かったんだな.
    そんな感じで.

  • 6巻です。
     今回の主役はクラリカ。
     悪役は最初鈴蘭かと思わせて、4枚羽。

     弓の人は壊れた兄ちゃんで、伊織はスライム野郎でした。
     今回、抑えているのかいないのかよくわからない構成。
      無理やり。

     システムは単純。
      小っちゃい子が魔王代行とは気が付かなかった。

     さて最終回はどうなるか。

  • 表紙にもなっているシスター・クラリカ大活躍の巻。彼女をカッコ良いと思うようじゃ、厨二病に侵されているんだろうな。大規模立てこもり事件が起こり、今までのオールスターが登場する。にやり笑いが板についた鈴蘭が頼もしいwミスマルカではクーガーさんが復活してたから、最終巻でひょっこり現われたりするんだろうか。ノエシスプログラムの謎が解けた。泣いても笑っても次巻が最後。どう決着をつけるのかな~?

  • 終幕近し。それに伴い疾風怒濤の展開。リップルラップルとかいろいろ謎も解けた分もあるけど、ノエシスプログラムのアナログさには意表をつかれた(笑)ラストで鈴蘭=ヒーロー、貴瀬=ヒロインというのを把握しました。そう考えると振り回し系ヒロインに付き合って成長していくヒーローの物語に見える…か?(笑)

  • クラリカ姉さんがww!

  • ついにこのシリーズもクライマックスです。
    今回はシリアス全開ですね。ギャグもありますが、このシリーズにしては少ないです。
    今回は、キャラたち弱いですね。
    弱いというか歯が立ちません。でも、翔希のお姉さん大活躍?
    というか、見せ場があってそこでのお姉さんは本当にかっこよかった。強かった。
    神殺しの一族に生まれた人って感じでした。

    一般人の方に入る筈のクラリカが、凄くかっこよかったのは何故なんでしょうか…。
    最初からキャラが強かったですけど、今回は必死な彼女が見れます。

    そして一番驚きなのは、沙穂ですね。
    悲しかったです、とにかく。
    彼女は生きていたわけですし。
    心強く、いい子だったんですけどね。
    次回で復活を望みます。

    でもクライマックスに向けての手に汗握る展開は良かったんですが、ギャグが少なかったのが残念でした。

  • ライトノベルらしいライトノベルで、中々に楽しめました。何と二巻以降は大人買いでまとめて購入、二日ぶっ続けで読みきりました。
    善悪、天使と悪魔、光と闇の設定も天邪鬼、主人公も気合入ったワガママぶりです。個人的には伊織クンの不幸っぷりが愛しいですね。

  • かっ飛ばしの勢いは何となく落ちてきたような気がする。

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著者プロフィール

新潟県出身。第5回角川学園大賞にて『ばいおれんす☆まじかる!~九重第二の魔法少女』で優秀賞を受賞、同作でデビュー。著作に「お・り・が・み」「戦闘城塞マスラヲ」「レイセン」「ミスマルカ」シリーズ(全てスニーカー文庫)があり、スニーカー文庫を代表する作家の一人。

「2019年 『ヒマワリ:unUtopial World8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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