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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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人間を処刑する道具や
拷問の方法を知りたがり
殺人者の心を覗き込むもの
人間の暗黒部分に
惹かれるものたちが
GOTHと呼ばれる
僕と クラスメートの
森野夜がそうだ
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空が明るくなり始めた。縁側から東を見ると、立ち並ぶ常緑樹がある。黒く影になった木々の向こう側が、朝焼けで赤くなっていた。白い霧も消えている。(土)
― 233ページ -
人を殺す人間が、確かに存在している。どんな理由もなく、殺したくなるのだ。成長する過程でそうなるのか、生まれつきそうなるのかはわからない。問題は、その性質を隠して、それらの人々は普通の人間として生活しているということだ。この世界にまぎれこんで、見た目には普通の人となんら変わらない。しかしあるときふと、殺さずにはいられなくなる。社会的な生活から離れて、狩りへ赴く。
― 242ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(724レビュー)「犬」が一番すき。こういうトリックすきです。「声」はあわてて読んでしまったので、じっくり味わえなかった…。「***」ってわざわざ出さなくてもよかったのではと思ったり。こういうトリックものと聞いていたので、全体の流れとして大きなトリックがあるのかと思っていたのですが、一話一話にひとつずつ仕掛けがあるかんじですね。
「僕は、死というものを、『失われること』だととらえています…」 GOTH。ダーク乙一のひとつ。『失はれる―』の切ない乙一とパカっと分かれるのですね。 あらすじはWikpediaより。読んでから日数経ってしまったし、さぼり。 【暗黒系 Goth】 最近起こっている連続殺人事件に関係すると思われる手帳を拾った森野夜は「僕」にそれを見せる。そこにはまだ見つかっていない死体の放置場所が書か... 続きを読む »
文章自体は大したことないし、伏線の張り方も稚拙だ。でも、内容的に私好みだったので、面白かった。
ただ、主人公の男の子が存外いい奴だったのが、気に入らない。森野も読み進むにつれて、なんだか普通の女の子に見えてきた。死体に興味を示すところは普通ではないのかもしれないけれど、それは瑣末なことだ。
それにしても、これはそんなに異常なことだろうか? 今まで生きてきた中で、一度も人を殺したいと思ったことのない人など、本当にいるのだろうか? 意識と無意識の違いはあると思う。また、実行に移すか移さないか、という違いもある。それでも、人はそんなに善だっただろうか?
★テーマ:心の闇★
この本は秀作の中の秀作だ。この本もそうだが、同じ作者の「夏と花火と私の死体」、「死にぞこないの青」も一押しである
絶対に後悔はしないと断言できる。基本はダークサイドの話だが。この本はまず登場人物に魅力があり、そして、作者に騙される。各いう私も騙された。2つ程。長編ではなく短編の集まりでありお得である。映画化もされた程だ。作者は続編を書かないと公言しているが、そこを何とか何かを積んだり土下座しても良い感じだ。
独自の作風で十代に人気の作家、乙一の衝撃作。物語は主人公である「僕」とそのクラスメートである「夜」が巻き込まれる6つの事件を描く。 乙一といえば胸を締め付けるような切ない物語で人気を博していたのだが、この短編集では残虐な犯罪を生々しく描写している。人がたくさん死にます。内蔵もぐちゃぐちゃと出てきます。 そんな訳で乙一ファンからは「気持ち悪い」だとか「乙一っぽくない」といった感想が... 続きを読む »
まず表紙に惹かれました。綺麗だったので。
中身は人間の深いところにある暗い部分を曝け出す人々の物語のようなものかなと思いました。
誰でも狂気的なものは持っていると思うのですが、それを抑制できるかどうかなのかなと。
なにがきっかけかは分かりませんが、そのストッパーが崩壊したら何しでかすのかなと思います。
平気なだけでグロい作品大好きというわけではありませんが、綺麗な作品でした。
暗黒ファンタジーという言葉がしっくりくる。
乙一さんの持つ黒い部分が凄く良く出ていて、様々な感情を沸き起こしてくれるようだ。
どの作品にもまとわりつく「黒い」影がこの作品集の魅力だろう。
気持ち悪さも伴うが、それが「味」なのかもしれない。
大好きな乙一。やっぱり乙一天才だ~と思いました。ホラーは好きではないのだけど、これは大丈夫。それは文章に余計な装飾、描写が無く、すっきりしていて読みやすいから、かな。洗練されているというのか、それが乙一さんのすごいところなんだと思います。そして最後にやっぱりほっとさせられます。ただの短編集ではなく、この順で読むことに意味があります。最後、すっかり騙されていました・・・。(声!!)
“暗いところで~”と同じくらい好きな作品です。
衝撃的だった。
自分では絶対読みもしなかっただろうし、
出会うことのない本だったと思う。
だからこそ、友だちにすすめてもらってよかったと思う。
どんでん返しのミステリなので、
1回しか読んでない私はまだ頭の中の整理ができてないけど、面白かった。
読んでいる時、読んだ後自分が暗くなってしまうんじゃないかと心配になったけど
この話はこの話として受け止めれたんだと思う。
ZOOが良かったので、続けて読んだ。ZOOと同じ種類の短編集かと思いきや、一般人とは趣味を異にする主人公の僕と森野夜の連作短編集。一番最後の短編で僕の名前が明らかになるので、最初から順番に読むべし。
2011/09/06読了 GOTHの前書き(?)から、てっきりゴシックロリータか何かの話かと思っていたら、とんでもない物語でした。分類としてはミステリーか、それにしても黒い。 恐怖をも感じる。これは、先日あった一斗缶事件を彷彿とさせるような、猟奇的殺人。まさにあんな感じ。 狂っていく人の狂っていく様とは、まさにこういうものなのかと。 乙一さんはこれを一体どういう気持ちで書いたのだろうか... 続きを読む »
感想。
いわゆる中二病患者の自分にとって、この作品はとても楽しめるものだった。
話の中で、個人的に強引に感じる部分もあったが、それがどうでもよくなるくらい作品の雰囲気がよかった。
闇とか死とか狂気などの言葉に魅かれるタイプの方は、多分楽しめると思う。
初めて読んだ乙一作品。主人公二人のキャラがとっても魅力的。薄暗い、人の中にある一部の狂気が見え隠れするのは、背中にぞわぞわとしたものが這うような一種の快感がある。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

