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みんなの感想・レビュー・書評
(527レビュー)人並み外れて美しく生まれてしまった七竈。でも彼女が望んでいることは 人並みな母親からの愛情であり、恋愛であり、人生。 美しい高校生に成長しても、自意識過剰になるでもなく、手軽な恋愛に逃げるでもなく、 悲劇のヒロインにも、人気者の「いい子」になるでもなく。 まだ母の愛情を心から欲し、趣味の鉄道に没頭したりする子供らしさ・純粋さが そこここに見え隠れ、いっしょうけんめいに... 続きを読む »
七竈と、雪風。
冬の地に生まれた美しい少女七竈。
母親がいんらんだから、七竈は美しい。
彼らをとりまく人々。惹かれ合う二人。交差しない運命。
切なくて綺麗な物語だった。
表紙に惹かれて読んでみたら、中身も表紙と同じくらい綺麗で純粋で儚い。二人の切なさが伝わってくる。雪風が七竈の頬を打つシーンも好き。
二人の会話の素朴で不思議なのが好き。文体が良い。言葉の選び方が綺麗。
要するにこの本凄い好き。
表紙が綺麗。
ラストの呼び合いがとても切ないよ
七竈と雪風がお互いの名前をただ呼ぶ。それがとても美しい。そして切ない。
呪われたかんばせ。
異形の美貌。
大変遺憾ながら。
髪を切ってそんなに僕に似てしまったら。
がたたん
ごととん。
男などみんな同じと思い込むまで、寝ろ。
おはよう先輩、おはよう後輩。
「七竈」
「雪風」
七竃と雪風の会話や、語り口調が独特で、でもとても読みやすくて一気に読んでしまいました。こんな作品は初めてで衝撃的でした。読んでみないとこの作品の雰囲気はなかなか伝えれません。
文庫本があるのを知らずに間違えて中古のハード本を買ったのですが、表紙が綺麗なのでこちらを買って良かったなぁと思いました。
夢実(ゆめのみ)ちゃんて可愛い。
語り手が色々で面白かった、
こういうの得意なのかな。
でも犬って…(笑
違和感ないのがさすがです。
お母さんの気持ち、なんとなく
分かるような気がする。
白っぽい丸。息の詰まる感じ。
田舎特有の人間関係の狭さに
頭がちょっと混乱しました(笑
―誰のこどもなのだろうか?
わたしは、最後の夜の、月明かりと七竈の下でしくしくと泣いていた夜のこどもであればいいな、と思った。
あの夜がいちばん悲しかったし、
あの夜の優しさがいちばん無意味であったから。
わたしのこどもにふさわしい夜であった、と、わたしはもの狂いのなおらぬまますこし微笑んで、思った。
こんな切なくて可愛いくて胸がきゅんきゅんして
苦しくなったのは初めての体験だった
世界観も表現もとても良かったです!
七竃ちゃんも雪風くんも大好きかわいい
すごく繊細で壊れそうってちょっと思った
うぅ…思い出しただけで胸が苦しい……
桜庭さんの本に出てくる女の子は「超美少女」が多いように思う。
性と生死、愛と憎がテーマなものも多いように思います。
これもインシストに入るのだろうか??
切ないけど、読んでよかったと思う話でした。
ほんとに大人たちが可哀想だった。
桜庭一樹の本を読むのはこれで2冊目だけど、なんだかこの人の書く文章って、危なくて妖しくて、今にも崩れてしまいそう。
七竈、雪風、美しすぎる2人がなんとも切ない。最後の方はどうにも切なくてページを捲りたくなくなった。
お母さんも切なくてなあ…うん。
桜庭一樹の書く物語、くせになりそうです。綺麗。
北の大地の冬の澄んだ空気のような恋。せまいせまい、せかい。
結局この美しいかんばせをした少女と少年は、あの母とあの父のせいでこんなにも不幸で美しい恋をしたんのですね。
嗚呼、かなしい哉。
なんで美しいのが遺伝のせいじゃいけないのか。
七竈と雪風が互いに言うのが最初は理解できないのだけど、それが二人にとって異常に大事なことだとわかる。
母と子の話であり、恋愛小説であり、青春小説でもある。いずれにしてもえぐいことに変わりなし。
女はどう生きるのが一番幸せなのか、桜庭一樹の作品を読むたびに考える。
よくわからないまま、私は年をとっている。
辻斬りのように男と寝る、という強烈な出だしにやられた。
冬の旭川、少女の諦観、美しさ故の異端、というキーワードの底に流れる寂寞とした印象が、古風な言葉遣いにとても良く合っているなあと感じました。全体として耽美な印象ですが薄皮一枚剥いだらドロドロと気持ち悪いものが詰まっているお話。田中先生がぽつぽつ語る七竈についての言葉が好きです。
装丁も素晴らしい。さすが鈴木成一デザイン室。
内容(「BOOK」データベースより)
わたし、川村七竃十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。―男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。半身を奪われるような別れ、あきらめていた人への想い...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

