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この作品からのみんなの引用
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私が写真を撮る上でやらなくてはいけないことは、被写体の自意識に抵抗することだった。
― 20ページ -
作品において真に重要なのは想起させることだ。作品に触れる者たちが想像することなのだ。創造される空白こそがなければならない。しかし被写体の意識がレンズを前に自己演出し弾めると、写真から自然さがうしなあわれて白々しくなる。想像をうながすようにあるげき記号が肥大化し空白の部分をおしつぶしてしまう。
― 20ページ -
レンズを向けられると、人は自己を演出しようとする。それは仕方のないことだ。人間の防衛本能といってもいい。そうして自分の心があからさまに写し撮られることから防衛しているのだ。被写体に宿る自意識、見られているという感覚がそうさせる。
― 19ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(76レビュー)
「GOTH」の続編的な短編1話と、夜の写真集?
短編は、死体の写真を撮る男性と、森の中で会った夜の話。
「GOTH」本編から何か進展や、新たな情報が出る訳でもなく、スピンオフ的なもの。
写真の女の子は美人だけれど、こんなにいらなかったかも。
GOTHの番外短編小説。半分は写真集にもなってる。僕の“不気味さ”が強く表れた作品で、これはこれで面白かったのだけど、初期の話から比べると、森野の人間味が強く出されすぎてて、そこはどことなく違和感を覚えたり覚えなかったり。映画も観てみたいなあ。あと、ロザリア・ロンバルドの話は初めて知った。写真を見たら確かに、って感じ。でも、綺麗すぎてあれは少し、気持ちが悪い、かも。
GOTHのスピンオフというか、番外編という感じ。実は本編のほうの内容を忘れてしまって、うろ覚えの記憶を手繰り寄せて読んだけど、短いながらも乙一ワールドがそれなりに濃縮されていて楽しめました。
後半は写真集。女の子可愛いなぁ。赤目は夜中の撮影としては失敗と捉えがちだけど、その赤目が逆にこの作品に合っている気がしてうまいなぁと思いました。わたしは人物を撮るのが苦手なので、人物をうまく撮影できるだけですごい。
前半の乙一の小説は短編のさらに短編と言っていい程の作品で物足りなさを感じる。
後半の写真にいたっては…いらない。自分の想像していた世界を怪我された気分の仕上がりで好きになれない。
乙一さんの小説は面白かったです。
どんなに核心部分に居ても、本人は何も知らない森野さん。
写真はなあ……。
小説の合間とかに挿絵みたいな感じで入ってるんだったら良かったかも。
乙一のGOTH最新作で番外編。
「森野は記念写真を撮りに行くの巻」
自分が今まで読んだあらゆる本の中で好きなシリーズの一つ。
あいかわらずの雰囲気。
森野夜というキャラクタ、そして毎回登場の殺人鬼。
短編だけど面白い。
何故か今回は写真集付き(森野夜イメージか)
イメージはピッタリ!って感じですね。
GOTH映画に感化されて書き下ろしたという、続編のような小説です。半分が小説で、半分が写真集といった感じ。
夜の嗜好と趣味もさることながら、神山樹の自然な恐怖というか、悪寒というか…。そんな雰囲気が最後に短い小説のアクセントとして最後にやってきます。そこがGOTHの魅力だなと再確認。
ぶっちゃけ写真ばっかでちょっと残念。
普通に写真ならかわいいんだろうけどアップ多すぎてあんまかわいくないと思いました←
短編は裏切られない感じでなんかよかったなあ…
引き込まれたのはロザリアさんの下りくらい。もう少し掘り下げた重さのあるものにして欲しかった。
写真はこの短編を一冊の本として出版するためにつけたおまけ程度のものかもしれない。解らないが、自分はあまり魅力を感じず、前回のGOTHは好きだったので購入も考えたが結局買わずにいた。ゆえに今回は図書館にて借りて済ませた。
雰囲気は好きで相変わらず「僕」もよかったのにな。
【ネタバレ有】
12月6日。
七年前の同じ日に一人の少女の死体を遺棄したその場所にやってきた犯人は、黒髪の少女に出会う。
彼女の名前は森野夜。
森野のメールが可愛くてしばらくゴロゴロしました。
でも私は僕が好きなんだよーもうちょっと出てきて欲しかったよー
ロザリア・ロンバルドについてこの本で初めて知りました。
つい調べてしまった。
写真はそういう設定とわかっていれば見れるけど、普通に見たらただの恐い写真としか思えない。
この短編が初めて読んだ乙一作品だったら☆4だったと思います。
でももっと面白いのがあるのを知ってるから☆3(人間って面白さとかにすぐ慣れて今までと違う新鮮味を求めるから恐ろしいね)
そして裏表紙を見て値段を知ったら☆2にせざるを得ないかな。
2010/07/13-07/13
「こんなの出てたんだ」と図書館の書架で見かけて驚いたので借りてみた。
「GOTH」久々すぎて忘れてかけていましたが、森野少女が出てきてようやく「おお、こんな感じだった」と思い出した次第です。
読ん...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

