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みんなの感想・レビュー・書評
(20レビュー)娘のために図書館で借りてきたもの。確か私も小学生時代に読んだはずだけど、大人になって再読してみて、こんなに深い話だったの?と驚くこと多々。小学生のモモちゃんとまだ赤ちゃんのアカネちゃんと暮らすママは「げんこうようしに字をいっぱい書くおしごと」をしているシングルマザーで、作者の松谷みよ子さんの分身ともいえる存在。子どもたちを取り巻く夢あるファンタジーのおはなしがあるかと思うと、ママが以前に「ごやっか... 続きを読む »
子供の頃よく読んでた本。
かわいい登場人物やかわいい言葉が散りばめられた優しい話のはずなのに、寂しい、暗い雰囲気が拭いきれないのを子供ながらに感じた。
怖い描写なんかひとつもなかったはずなのに。すごい本。
同じ名前の子が出てくるといって、私が子供の時親がかってきてから何度も読み返してきた本。ゆったりとして甘く切ない本。中でもパパおおかみが出てくる話とスイカズラのおまじないの話が好きでした。後この作品は私の猫好きの原点でもあります。モモちゃんとプーの友情には心が和みます。
子供の頃、印象深かったのが、姉妹が雪の中で迷子になったかなにかで、モモちゃんがアカネちゃんの冷たくなった手をあっためてあげるシーン。たぶん共感してたんでしょう。自分もそうやって弟のことを小さいなりに気に掛けてあげていたことがあったなって、今わかります。
アカネちゃんがにがしたチョウチョウを、くつ下のタッタちゃんとタアタちゃんが、モモちゃんのためにもう1回つれて来てくれた。タッタちゃんとタアタちゃんがやさしいと思った。
むしろ大人になってから読むべき本だと思った‼
切ないしあったかい。
この作品の文学形態に凄く興味がある。
子供にも赤ちゃんにも、つきつけられる現実というものがあって、それが比喩されたり、怖いものに見えたり、おかしなものに変換されちゃったり、、ママもそうだけど、モモちゃんとアカネちゃんも、そんな悲しくてあったかい世界を必死に生きているんだと感じた。
なんだかこわかった記憶。モモちゃんががんばっていた記憶。パパがもどかしかった記憶。ママの姿が心に焼きついた記憶。大人の闇。それを読むわたしの闇。だけどやさしくはあり…初めて触れた、「何か」の世界。(09/11/8)
娘につられて久しぶりに読んでみた。
子供の時はただおもしろくて夢中で読んだのを覚えている。
今読み返すとどきっとする描写が結構多いことに驚いた。
死神が出てくる。
ママの心の痛みを感じる。
いなくなったパパのこと、がんばってお姉ちゃんぶりを発揮しているモモちゃん、まだまだ幼いけど芯はしっかりしているアカネちゃん。
この本は童話という形式をとった松谷さんの育児日記なのかもしれないな、とふと思った。
『自伝じょうちゃん』を読んだから感じるのかもしれないけれど、実際の松谷さんの生活はかなり心に暗い影を落としたと思う。
そんな中で書いた『モモちゃん』シリーズ。
これは大人こそ読むべき本かもしれない。
シリーズ4作目。アカネちゃんの天真爛漫ぶりが描かれる。モモちゃんはすっかりお姉ちゃんに。ママが死神を追いやったりパパがアカネちゃんにだけわかるおおかみとして登場したり。アカネちゃんは最後に「タッタちゃんとタアタちゃん」との別れを経験。なかなか切ないけど、これでまたひとつ成長するのです。赤ちゃんとはさよならです。
「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズの第四作目!!
モモちゃんは大きくなり、主人公はアカネちゃんに変わってきます。
前作の最後、モモちゃんとアカネちゃんの環境ががらりと変わります。パパとのお別れです。
アカネちゃんはパパと会いたい、でも会えない・・・っていう葛藤を繰り返します。
読んでいて、切ないです。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

