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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(11レビュー)
5年以上前にNHKの朝の番組で、夢枕漠氏が河口慧海の話をしていたのを思い出し、とうとう彼の著作を読んだ。
なぜもっと早く読んでおかなかったのだ。抜群に面白い上に、読んでいると勇気が湧いてくる。
いやぁ。著者の河口慧海はすごい人である。何がすごいって明治時代、鎖国中のチベットに、仏教の経典を求めて、旅立って行くその精神力がすごい。命をかけて無鉄砲とも思われる行動力で旅していくのだけれど、仏教のためにそこまでできるのかと無宗教の私はただただ脱帽。その生真面目さに疲れるところもあるが、たいした装備も持たずに山に入り、遭難しかけても(というか遭難しても)、何年もかけてチベットを目指す信念がすごい。今の世の中、こんな人は出ないのではないかなあ。2巻以降もかなりな冒険が待っていそうで、楽しみ。
作者の志の高さとタフさに打たれる。加えて、物語として純粋に面白い。もっと広く読まれるべき本。
明治時代に、独りでヒマラヤを越えてチベットに密入国。作者の事前準備の周到さと現場での機転がかっこいい。訥々とした語り口と、今の日本ではなかなか接することのできない熱い仏教魂が魅力的。平山郁夫の挿絵も気分が盛り上がります。
明治時代、鎖国していたチベットへと単身乗り込んで、仏教の原典を得ようとする河口慧海さんのチベット旅行記の第1巻です。
この1巻では、旅行の下準備の様子が詳細に描かれていますが、チベットへ潜入するにあたって、慧海さんが行った準備の抜かりなさが感心させられました。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4061582631
── 河口 慧海《チベット旅行記(一)19780608 講談社学術文庫》19950417
Google Earthを見ながらだと大変さがわかる!
河口 慧海というお坊さんが、明治の時代に鎖国中のチベットに修行に行くというお話。
ノンフィクションだとは思えぬほど、幾たびの危機を乗り越えチベットに侵入し、日本へ帰国する。
チベットに入るまでに関所を通らないように間道を行くが、アルプスの山々を越えていく困難さはGoogle Earthで道のりを辿ると驚愕する。
チベットで慧海さんが勉強してたセラ寺に行った。
「よくこんな所で・・・」と思わず言葉に出してしまったくらいスゴイとこだった。
今もえび茶色の衣の僧侶がいる。
求道者の情熱って、どんな困難も克服しちゃうんだな。
仏教の原典を求めたいという求道者の一心から、厳重な鎖国をしくチベットに、あらゆる困難にうちかって単身入国を果たした河口慧海師の旅行記。抜群の面白さをもっているだけでなく、チベットの風俗・習慣等についての的確な記述は、本書をチベット研究のための第一級の基本的文献としている。この第一巻では、チベット行を決心して海路カルカッタへ着き、万全の準備の後、ヒマラヤに入り、チベット国境を越えるまでが述べられる。
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