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龍樹 についての感想・レビュー・書評


みんなのレビューページ

龍樹 (講談社学術文庫)  136人が登録 ★3.97

著者: 中村 元 
講談社 / 文庫 / 464ページ / 2002-06-10
ISBN/EAN: 9784061595484
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評価平均: 3.97
登録数: 136
レビュー数: 11
価格: ¥1,470

この作品に関連する談話室の質問

みんなの感想・レビュー・書評

(11レビュー)
yosoyさんのレビュー

難解に見えて、実はシンプル?

空(=非有非無=中道=縁起) ⇔ 不空(=実有)

ソシュール、ラカンをベースに読むと縁起説はわかりやすかった。

2012-01-21 | コメントする»
miurakenichiさんのレビュー 4

思想界の巨人、龍樹(ナーガールジュナ)に中村元先生が挑んだ意欲作。

仏教の神髄を知れる良著。特にニルヴァーナや空の説明は秀逸。

空を含めた無自性も中道も煎ずるところ縁起(相依性)に通じる。

そしてニルヴァーナを縁起から見つめれば、無明を排した日常そのものとなる。

中村元先生の言葉は常に平易で直球。シナプスを刺激する名著だ。

2012-01-03 | コメントする»
hyamakさんのレビュー 4

理解できない箇所も多く、再読中。ここで語られる縁起と我々の通常考える縁起には大きな隔たりがあります。
何故、中論が大乗の祖とされるのか少し理解できた気がします。

2011-04-09 | コメントする»
sudhanaさんのレビュー

佐々井秀嶺、アルベードカル、ダライラマ、ガンディ、ヴァレラ、ロッシュ、オットー、センゲ、ボーム・・・仏教界はもちろん、世界の人たちに影響を与え続ける竜樹(アーリア・ナーガルジュナ)。壮絶な最後をとげた... 続きを読む »

2011-04-02 | コメントする»
youryouさんのレビュー

涅槃はない

2011-04-01 | コメントする»
norteakさんのレビュー 5

有に対立するのが空なのではなく、無である。
中観は、主に説一切有部の法有を批判であり、有と無のどちらも否定し、それらは相依関係にあり(縁起に依り成立し)、そのため無自性であり、即ち空であるとする。そのため空は中道であるといわれる。
中国の天台宗で説かれた仮諦・空諦・中諦という三諦の思想は中観には存在しない。
ナーガルジュナはさらに空も否定した。

空の中には何ものも存在しない。しかもあらゆるものがその中から出て来るのである。それは鏡のようなものである。
実質についていえば、「空」の真の特質は、「何もないこと」であると同時に、存在の充実である。それはあらゆる現象を成立せしめる基底である。

2010-09-07 | コメントする»
chiha-raさんのレビュー

今まで読んだ中でもっとも難解な日本語書籍。

エッセンスを苫米地氏の書籍や動画から学習していたが、
それでもほんの一部しか理解できなかった。


空(くう)とは鏡や水晶のようなもの。空虚があれば空虚を映し出す。

2010-02-02 | コメントする»
納豆マンさんのレビュー 5

釈迦の入滅700年後、仏教中興の祖・龍樹(ナーガールジュナ)は、
空(くう)の思想を「中論」により体系的に理論づけた。

本書は、仏教研究第一人者である中村元さんが「中論」を、
明快、かつ分かりやすく解説している。


龍樹は大乗仏教八宗の祖とも呼ばれるが、
空とは縁起より派生した概念であるため大乗や部派の宗派を超え、
仏教の根底で共有するべき教えだと、本書を通じ感じた。


縁起=空=無常=非我

釈迦の思想の深遠さを本書で味わうのも面白い。

2009-04-26 | コメントする»
bodhi-sattvaさんのレビュー 5

難しいところもありますが、空等も解りやすく、中観の立場もわかりやすく書かれてあります。
必読書です。

2006-11-17 | コメントする»
きもけんさんのレビュー 3

竜樹は大乗仏教の始祖で八宗の祖とも呼ばれているらしい。竜樹は小乗仏教に対して大乗仏教の正当性を主張すべく「中論」を書いた。そして「空(=縁起)」を主張した。つまり、彼の「中論」の大部分は有部(=小乗)に対しての批判(破邪)の書であることになる。そう考えると納得がいく箇所も多いが、そうなると「中論」自身、仏教の「真実」を述べていないのもわかってしまう。有部の論点を批判しているだけで、なんら仏教におけ... 続きを読む »

2004-12-04 | コメントする»
松菌さんのレビュー 3

中村元大先生と仏教史上最大ともいわれる思想家・龍樹の対峙。かなり読み応えがあります。

ナーガールジュナこと龍樹が説いた、中観思想の中心は「空観」であり、法有の立場をとる説一切有部を痛烈に批判するために、執拗なまでに理論で武装したのかもしれませんね。個人的には、理論で固めるよりも、実践的なものから気づいていけると素晴らしいと思っています。しかしながら中論の内容は言語を超越した凄みがあります。

ちなみに「中論」項は東京大学の卒業論文だそうです。すごいね。

2004-11-03 | コメントする»
全11レビュー中 1 - 11件を表示
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