みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(11レビュー)
デザインとかに興味を持ち始めてから、
ずっと気になっていた「アフォーダンス」についての入門ということで読んだ。
今は、
「モノなどから、人間が見出す価値」という意味で使われている(と思う)が、
本来は、
「環境に実在する動物(有機体)がその生活する環境を探索することによって獲得することができる意味/価値」
という意味なので、
生物の本の感じがし、高校以来生物にトンと疎かったので、しんどかった。
皆さんが仰っておられた通り、ミミズの件は面白かったが、アフォーダンスについてはもう少し他の本も読んでみたい気持ちにさせてくれた。
第1章 さんご礁の心理学
第2章 生きものはこのようにはふるまわない
第3章 「まわり」に潜んでいる意味―アフォーダンス
第4章 知覚する全身のネットワーク
第5章 運動のオリジナル
第6章 多数からの創造
アメリカの心理学者ジェームス•ギブソンが造った造語、アフォーダンス。『環境が動物に提供するもの』をダーウィンの研究等を紹介しながら平易な言葉で紹介した本。人間を含む全ての生き物のまだまだ知らなかった一面に面白さを感じた!
岩波のブックレットの方も、直球勝負でインパクトがあったが、この本は別の意味で、インパクトがあった。それはダーウィンの生物をありのままに観察する、その虚心坦懐さである。ダーウィンとギブソンが重なるとは!!!である。 以下、気になった記述。 ・行為は何もない「空間」ではなく、アフォーダンスの充満しているところ、すなわち「環境」でおこなわれている。 ・(ベルンシュタインの「協調」をうけて、)1... 続きを読む »
すいません。理系すぎて理解不可能。
もうすこし、心理学的アプローチかと思っていたけど、これはもっと、理系の男脳的な話ではないかと。相対性理論とか、そういうのん??私にはわかりませんでした。アフォーダンス本から撤退します。
環境とは単なる容れ物にあらず。生物の行動を様々にアシストし、生物は自己と外界の境界に己の取りうる次の一手を模索していく、そんな双方向コミュニケーションを提供する場、それが環境であり、そうして環境が生物の行動に提供する意味群をアフォーダンスという。僕らが普段取る行動は自律的なものではなく、不断に環境に促されていると考えてみるとき、知性は個体に内在するものではなく、個体と環境との協働から生まれるものということができる。ということは、僕らを包むこの世界それ自体が、僕らを含む一つの巨大な群体と捉えられる……ってこと?
ものすごく読みやすい。といってさくっと分かる概念でもないのだが。アフォーダンスとリソースと認知、それと足場がけをこれから考えてみるかな〜。まずは「あそび」が大切、と思った。
よく聞きはするアフォーダンスという言葉。これまでに自分が理解した内容を自分なりに表現すると、
意思を持ってモノを見るときに立ち現れる意味。
となる。
でもそれだけでは不十分な気がする。
モノ(の形)から連想される意味に触発されて意思が生まれること。
というのもアフォーダンスに含まれるのではないだろうか。
宮沢章夫氏の日記で知ったアフォーダンスだったが、いい気になって小難しい本を買って読んだら全く理解ができなかった。サブナードの福武書店で偶然見かけたので本書を手に取って読んでみることにした。
アフォーダンスを一言でまとめるなら「環境が与えるもの」ということで構わないのだろうが、その言葉の意味するところの模糊とした感じは何だろう。顔は判っているのに名前の思い出せない役者。十年前に転居した時の電話番号。マンションが建つ前にそこにあった筈の建物。そんな不確かさでアフォーダンスが存在している。
確かに存在した筈の過去と違いアフォーダンスはそこかしこにあり続ける。作者が語るようにアフォーダンスを言葉で表現するのは難しい。
机に腰を下ろした途端に机は我々に座ることをアフォードするのだ。やはりよく判らない。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

