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赤い人 についての感想・レビュー・書評


みんなのレビューページ

赤い人 (講談社文庫)  107人が登録 ★3.82

著者: 吉村 昭 
講談社 / 文庫 / 266ページ / 1984-03-08
ISBN/EAN: 9784061832008
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評価平均: 3.82
登録数: 107
レビュー数: 18
価格: ¥520

みんなの感想・レビュー・書評

(18レビュー)
7kichiさんのレビュー 3

五寸釘寅吉、稲妻小僧という名の個性的な囚人も登場するものの、国家利益に囚人懲戒を結び付けた創世記から更正重視へと変貌を遂げた明治末までの監獄史ドキュメンタリーといった作品に仕上がっている。綿密な筆致はその顛末を描いているのであって、私が期待した人物に焦点を当てたものとは異なったが、読み応えありの作品だった。

2012-01-20 | コメントする»
kaigunchuiさんのレビュー 4

北海道開拓に従事した囚人を取り扱った一冊。

日本の明治史、北海道開拓の歴史が良くわかる一冊です。
この人の文章は力強く時に怖いくらいだ。

2011-10-10 | コメントする»

明治期の北海道開拓が,囚人と看守たちが敵意をむき出しにしながら進んでいく姿を,筆者の綿密な調査をもとに淡々と叙述されている。その実態は凄惨で,日本の近代化の裏側を知ることができる。

2011-09-24 | コメントする»
へ〜たさんのレビュー 4

北海道は月形村 樺戸集治監の明治新政府による建設から廃監までを中心に、囚人労役によって北海道開拓に多大な貢献をした北海道監獄群の実像に迫る。明治大正期、「人権」などという概念はない時代にあって、囚人労役は過酷を極めた。「モトヨリ暴戻ノ悪徒」「苦役ニタエズ斃死スルモ(監獄費が抑制されて)国益」という考えのもと、極寒の北海道で足袋すら与えられずに開墾、道路開鑿、炭鉱採掘に引き出された囚人たちは、寒さのため、苦役のため、手足を失い、失明し、死亡した。

吉村昭得意の綿密な取材に基づく描写は、明治新政府の無知と横暴を事実をもって語らしめており、秀逸だ。末尾の五寸釘寅吉が歴史的人物に成り上がっていくエピソードが物悲しい。

2011-09-01 | コメントする»
asahiroさんのレビュー 3

いやあ、重苦しい。月形の集治監ができてから廃監になるまで。さだまさし聴きながら読んでたから臨場感UP。

2011-06-18 | コメントする»
ayajijoさんのレビュー

衝撃的な興味深さで読んだ。
すばらしい本だ。

この本の参考文献とかも全部読みたい。

2011-05-14 | コメントする»
(^^)さんのレビュー

2011.3.12(土)

2011-03-29 | コメントする»
sue-t-rexさんのレビュー 3

ある意味、怖い。 この「赤い人」の「赤」っていうのは、囚人が着る獄衣のこと。 脱走してもすぐに捕縛できるよう、目立つ赤色で作られているわけ。 明治40年代、防寒設備すら整えられていない北海道の監獄に送られ、 冬でも足袋すら履かせて貰えずに、雪の台地で働く囚人たち… 北海道開拓史は、彼等の存在と苦しみの上に成立したものだった。 脱走を狙う囚人、それを見張る看守、 死ぬことを前提... 続きを読む »

2011-02-07 | コメントする»
nakarasakuさんのレビュー 3

知ってる所の話。
実家にあったので読んでみた。

2011-01-25 | コメントする»
kayakingbirdさんのレビュー 5

樺戸道路、上川道路、北見道路の開通、、、
幌内炭山、跡佐登硫黄山の採掘、、、

屯田兵、内地からの入植も同時期だが

囚人達の過酷な労役によって北海道開拓はなしえたのか・・・
道路を通るとき、思い出しそうだ

2010-12-01 | コメントする»
goothkaさんのレビュー 5

吉村昭が描く北海道開拓史であり、同時に北海道の監獄史でもある。
いつもの硬質・淡々とした文体で、看守と囚人の間に横たわる相容れない感情と緊迫感を見事に描きだしている。
わずか百年ほど昔に、こんなことが日本にあったのか、と驚愕した。
北海道は囚人の血と汗で開拓されたなんて全然知らなかった。
また北海道に訪れることがあれば、敬虔な気持ちで北の大地を踏みしめたい。

2010-11-23 | コメントする»
rainaさんのレビュー 5

明治期の北海道史としてもたのしめました。
読んでるとシベリア抑留の話とか思い出したり。

2010-02-20 | コメントする»
とくながさんのレビュー 4

北海道開拓史の暗部、樺戸集治監。
記録文学の淡々とした描写によって表される過酷な環境。極楽とは何か

2009-08-04 | コメントする»

北海道開拓物語 これは面白い

2008-08-13 | コメントする»
joncoさんのレビュー 3

北海道開拓って大変だったんだね、なんて感想じゃ申し訳ない。

2008-06-27 | コメントする»
ほよんしまさんのレビュー 5

北海道には何度も行っているのに、
なぜ何も知らなかったのだろう?
そんな自分が恥ずかしくなる。


2008-02-24 | コメントする»
acappellaさんのレビュー 5

北海道開拓史に興味がある人はぜひ読んで欲しい。

これを読んで月形や網走に行くと、思いが違ってくる。

2007-12-01 | コメントする»
のぼさんのレビュー 5

北海道の本格的開拓が、明治十四年、囚人たちによって始まったことが克明に描かれている。
月形集治監のあった場所をいつか是非訪れたい。

2006-10-10 | コメントする»
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