- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062101875
作品紹介・あらすじ
ミロはエッチな女。村善は裏切り者。そして、博夫は2人の道具。直木賞受賞第1作。
感想・レビュー・書評
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以前読んだことあるかな。
ミロはやっぱり魅力的。
桐野夏生のダークな面はないね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何か面白い小説はないかと物色していて、桐野夏樹は読んだことがなく、適当に手に取った一冊。特になんということのない、現代小説、という印象。4編収められているうち、ローズガーデン、漂う魂は、ともに細かなディテールでちょっとひっかかるところがあり、不満が残った。他の2編は、まあ面白い。ミロという主人公のシリーズだとは知らなかった。賞を取った作品は機会があれば読んでみるかも知れない。
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シリーズ物と知らないで読んだ 初めて読んでも面白い 他のシリーズも読もうと思った
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OUT以来の桐野夏生作品
1話目でくじけたけれど、その後はらしい構成の話。シリーズものということだけど、特に前後の話しがなくても読み進められる。ミステリーをしては面白いけれど、背景がハードかも。 -
シリーズだったのかあ。「独りにしないで」の伏線が面白かったな。「ローズガーデン」は楽しいけど、異色、と思ったらこれだけ書下ろしでした。
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ミロシリーズ。
亡くなった夫、博夫視点の若い頃のミロが描かれる。
まあ、普通じゃないとは思ってたけど、ちょっとエキセントリックすぎるな・・・
今までのミロが、この娘?とちょっと違和感もありつつ。
だってこんなイっちゃってる子の行く末としてのミロは割と普通な気がする・・・
しかし、どうしても危険な男に惹かれて、結果失敗する性格は、
このあたりから始まってるのかもね。
ミロ目線から描かれる、博夫と、この若い頃の二人が、
あまり重ならないのだが・・・
なにしろ、ミロは探偵に向いてないね(笑) -
探偵ミロシリーズ。短編集。
ミロの生い立ちも描かれているし、探偵を必要とするそれぞれの人物の人生模様に興味がわく。 -
タナトスとエロスの真ん中。荒れた庭に薔薇の対比。自分に無かった視点なので、新鮮で面白い。というかシリーズ物だったんですね……。