ザ・ジョーカー

著者 :
  • 講談社
3.14
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本棚登録 : 130
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062111966

作品紹介・あらすじ

私立探偵にも逃がし屋にも依頼できないトラブルを、たったひとりで引き受ける最後のプロフェッショナル。着手金は100万。仕事は「殺し」以外のすべて。東京の闇と、そこで生きる男のプライドを描いた新シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)ジョーカーの伝説/ジョーカーとレスラー/ジョーカーと革命/ジョーカーの後悔/雨とジョーカー/ジョカーの当惑

  • 短編ばかりでさっと読めるのがいい。
    少しわかりにくい部分もあったけど、どの話も面白かった。初めて読んだけど他も読みたい。

  • 面白かった。長編にしてもう少し話に含みがあるといい。何となく書き逃げって感じ

  • 「殺しは仕事にしたことがない」わりに、そうでもなく、「殺しをしなかったとはいわないが」というので、確かに…と思う。
    依頼の仕事を請け負うが、結局は裏の自分達のような者の相手ばかり。まぁ、危ない依頼とはそんなものかな?

    2013.9.26

  • book offに持って行く前に再度、読んでみた。
    探偵は云々にちょっとかぶってる気もする。
    6作品の短編集。
    たいした内容ではない。
    '12.07.14読書完了

  • 男性向けのハードボイルドなので敬遠してたけども、一度大沢作品を読んでおこうと思って挑戦。登場人物のほぼ全員に現実感が無くて、ファンタジーとして楽しく読めた。エロくない所も良い。これくらいスッキリあっさりと読めるならハードボイルドでも楽しめる。

  • 何気に借りた大沢作品、読了。「俺」ことジョーカーの短編集。今夜も六本木の外れ、沢井のバーの扉を開けてジョーカーに仕事を頼みに訪れる人がいる。おそらくジョーカーの引退はもっと先のはず…。

  • なんかバブルの名残をひきずった感じのハードボイルド小説を気取ったと思われるのだけれど、内容がうすっぺらでつまらない。読んでいてわくわくもはらはらもしない。結末も読めてしまう。

  • 主人公のジョーカーが渋くて、かっこいい。
    まさに裏の仕事人。
    けども、個人的には感情移入しにくいです。
    ガードが固いというか…。
    裏の世界の話なのにそれほど陰気な感じがしないのは、バーテンダーの沢井の人柄でしょうかね。
    いいキャラです、沢井。
    満足度は★★★☆☆。もしくは★3.5。
    短編集なので読みやすく、あっさり気軽に読める。

  • 同じ主人公による短編集。
    短編なので少し物足りない感があるけれど、徐々におもしろくなってきました。
    でもやっぱ、ハードボイルドはわたしのガラじゃないな。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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