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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(65レビュー)主に「富の変化の根本的な要素は何か」と「現代の経済が見落としている富とは何か」について扱った本。 前者はそれぞれ「時間」「空間」「知識」であり、この本では表面的・事例的に触れられていなかったが、各テーマごとに一冊の本が書けそうなぐらいの奥深さがある。視点は既知のものだけれど、整理して考えられるのは良いところ。視点を3つ提供しただけにとどまり、その3点がどのように関係し合って富に影響を及ぼしてい... 続きを読む »
◆未来学者として有名なトフラーの著書で、時代の大きな流れとともに知識経済の変遷をベースに書かれている。ただ事例などが欧米中心であり、また1つ1つのトピックが淡々と別々に述べられそれを1冊にまとめた印象があり、やや読み辛かった。相当時間をかけて(15年?)文章をまとめたとのことなので致し方ないが、読む前に覚悟しておきたい。
◆著名な本なので知識として読んでおきたいと思う本。
富の未来と言いますが,基本的には現状分析本だと感じました.
様々な分野にわたって言及されているのは面白いっちゃ面白いんですが,個別の話はそれぞれその道の専門家が既に述べてることですし,組み合わせたことによって何かが見えてくるって話ではなかったのでちょっと残念でした.自分の作った広義な言葉をあてはめて,あれもこれもと言うのも現状分析としてアンフェアな手法だと思います.
まぁ,いろいろと具体的な話が詰め込まれてる見どころはあります.
その点では下巻の方が面白いです.
とにかく視点が多面的。
なにかが変わるときには、様々な要因が絡み合って大きなうねり・ズレを伴いながら変化していく。
”変化”をより具体的にイメージできるようになった気がする。
・生産消費 ・変化の速度のズレ(非同時性)
を強調していたのが印象的だった。
ただ、ごちゃごちゃしていて読むのが大変だった。
アルビントフラー、ハイジトフラー著、山岡洋一訳「富の未来(上)」講談社(2006)
*ネットなどえ大量に情報が流れていながら、何よりも重要な動きが富の歴史的な変化という動きが、それほど重要ではないニュースの氾濫の中で見失われているか、目立たなくなっているということである。
*富の創出にあたって知識の重要性が着実に高まってきており、いまではこれが遥かに高い水準を飛躍し、多数の境界を超える段階に達している。
*新たな戦略を必要としているのは、主に新しい経済の現実が既存の国境や政治的な関係とはかならずじも一致しなくなっているのである。
考えるヒント的な本なのかな。
新しい知識が広がるというよりは、今という時代をとらえるための枠組みを提供してくれる。
たぶん全然、消化できてない。
また読もう。
世界は複雑化していますよー的に警鐘をひたすら鳴らしているかのような本。 なんか不安になりますな。 知識生産が支流になっている昨今、どのように「富」が生まれているか、評価されていない生産がどのぐらいあるのか、価値観がどう変化しているのか…などなど、内容も多岐にわたります。 この手の本にはたいてい触れられている内容を、ぎゅっと濃縮したような感じでしょうか。 振り返ってみると、同じような題材の「フラット化する世界」のほうがしっくりきましたね。
いくつかの新しい事実を知ることができた。
それより多く、既知の事実について、
ちょっと違った角度からの新しい見方を得ることができた。
豊ってどういうことなんだろう?って疑問に思ったことがある人には
非常に有意義な本だと思う。
「第三の波」で世界に衝撃を与えたアルビントフラーが2006年に 著した書。 上下巻で700ページを超える大著。観念的かつ空間、時間、 経済等分野が多岐に渡り、読むのに骨が折れました。 著者曰く、「通常の経済学では新興の富は理解できず、この制 度の将来を垣間見るのに先史の昔から今まであらゆる富の創出 の土台にある基礎的条件の深部に注目する必要がある」と主張 します。(下巻332... 続きを読む »
グローバル化によって文化の多様性が消失してしまうのは、工業化による経済発展(第2の波)によるものであり、知識による経済発展(第3の波)が波及すると多様性が生まれると指摘している。
例えば、テレビ、ラジオが普及し"効率的"に映像、音声を配信できるようになったころは(第2の波)、皆同じ映像、音楽を見聞きしていた。インターネットが登場した今では、動画、音楽について"知識"を得られるようになっているので(第3の波)、各人が好きな音楽を聴いたり見たりしている。
ただし第3の波は、たとえ波及して多様性が生まれたとしても、地域とは関係の無い情報を入手するわけだから、地域に根差している文化の消失を止めるものではないのかな。
様々な分野の展望を考察した本。急速に大きく変わる価値観や経済活動では何が起きているのか、これからは何を考えていかなければならないのか、過去から未来までを一望する洞察が素晴らしい。長い本だがそれ以上の価値がある。
アメリカの評論家、未来学者(怪しい)であるアルビントフラー氏の2006年発行の本。 他の著書「第三の波」で将来の資本主義の形を見事に予想したことで有名な人だ。 その人がこれからの富の行方についての考察をざっくばらんに語ったもの。 上下あるのだが、下の方がおもしろい。 なかでも「資本主義の将来」で近い将来資本主義が終焉すると主張している。 その理由は「無形資産」という誰が所有しているか... 続きを読む »
日常で当たり前になっている事を、この人達は超俯瞰して、裏打ちして書いているので凄いと思うけど、学者だから当たり前か。
2006年の時点で見えて居た世界の全部を囲うとしててpointが散らばっていたので読みにくかった。
- 良さそうだな、と思って手に取った。だがしかし誰かが”SKっぽい”と書いていたのを見て、最初は読む気がなくなった。
たまに、この手の本は辟易する。だって絶対よく知っている経済事件やgoogleやappleやgapやの成功事例が載ってて、知ってるってばもうという感じになる。あとアメリカ人むかつく。
モノを中心とした工業化社会が産業革命以来、社会を構成する中心的な構造となってきた。その裏側としての経済が成長し、金融という市場をつくりあげてきた。著者は、世界的なネットワークが進化していく中で、「富」=資産という概念自体が、急速に崩壊していくことを提言している。ボランティアやNPO。狭コミュニティ内での協働など、現在、おこりつつある社会的な変化について記述している。
お金関係の話が激弱の私が珍しく読んだジャンルの本。
インフルエンザにかかって一週間会社を休んださなかに読んでました。
”富”というものを”お金”という形だけでなく、世の中に今あるもののなかで”富”という存在がどういうもので、今はどのような”富”がうまれてきているのか、という話でとても事例も豊かで”そうなんだー!!”という発見がたくさんある本でした。
たまにはこういう本もいいね。
働けば対価がもらえ、働かしたなら対価を支払うという考え方が主流な社会に生産消費者という概念を考えだしたアルビン・トフラー。そんなアルビン・トフラーが考える「富の未来」。
富、経済の体制や時間の高速...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

