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この作品からのみんなの引用
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「恐怖の正体を見つめる勇気を、持つことだと思いますね。」サムの導き出した答えは、正鵠を射ている気がした。「なかなか難しいぞ。恐怖の正体を見つめるってのは」。「確かに。でも、得体が知れないから怖いんです。ならば、正体を暴く勇気を持って対抗するしかないです。」
― 242ページ -
この一年、日本を覆い尽くしている得体の知れない不安も、過ぎてしまえば枯れ尾花におののいていただけだと気づくかもしれない。だが、恐怖に取り憑かれた結果、日本は、かけがえのないものを次々と失おうとしている気がしなかった。
― 241ページ -
人間とは、不思議な生き物だ。単なる物体や事象すら時に恐怖の対象となり、時に希望のシンボルとなる。結局は気の持ちようだが、身に降りかかったものを当事者自身が客観的に見つめるのは無理な話なのだ。
― 241ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(96レビュー)
中国の国家系ファンド会社が日本を代表する自動車会社の買収に乗り出す。ホワイトナイトとなった鷲津は企業を、日本を救えるのか。
テレビでもやっていたハゲタカの映画版の原作のようです。
個人的には、話が大きすぎて臨場感がわかなかった。
いちおう、理解はできたけど、ややこしかったー
というのも、流れ・展開がいまいちだったのです、
後半の後半のあたりで、新しい登場人物・出来事が入ってきて、
それを後半の後半の後半で収束させていく。
起承転結の、転 の後半で、起承 部分にありそうな内容がどかどか、、
でも、それが、本当の金融ビジネスを表しているのかもしれませんが(金融業界のビジネスのこと、ぜんぜんわかりませんが)!
これまでの「ハゲタカ」「ハゲタカ2」と比べて、とてもグローバルですし!!
でも、金融読み物として、面白く読めました。
芝野さんの話(マジテックの話)が不完全燃焼なので、その話を別の本でやってくれないかなあ。
高度成長中の中国。
その実態(良い面、悪い面)が垣間見える。
中国の怖さと同時に日本政府の脆弱性がよくわかる。
まさに今のTPPにおけるやり取りを見ている様。
映画「ハゲタカ」の原作…。
数ある経済小説の中でも、このシリーズは、
物語の質、情報量、エンターテイメント性ともに、
群を抜いていると思います…。
久しぶりの最新作でしたが…、
舞台背景が肥大化していった分、
最後の大団円の章は物足りなかったです…。
でも…、期待を裏切らず、とても面白かったです…。
映画本編も、期待しちゃいますね…。
日本屈指の自動車メーカーが中国に買われそうになる話し。今回は企業間同士ではなく、日本の企業対中国、アメリカというスケールの大きい話なので、現実味に若干欠けているが、それでも、勉強になりました。日米中のそれぞれの違いの描写もまた面白かったり。合理的なアメリカ、礼節を重んじる日本、という個人的なイメージはあるが、中国は・・・わからないな。
人気シリーズの最新作。
前作で謎のまま終わったアランの死の真相を絡めながら今回は日本の自動車産業を狙う中国政府系ファンドとの買収合戦。鷲津も当初程の鮮烈さはもうないなぁ、と感じますが、まだまだ魅力的。
まぁ、おもしろい。でもビジネスの要素はあまりなく、人間描写の要素が多い。現実離れしていて、仕事が出来るって言う雰囲気を味わえる快楽のための小説。個人的には黒木亮の方が現実味があって好き。
「ハゲタカ」の時から読んでいるが、段々と現実離れして来ていると思う。鷲津の持っていた個人的なものが描かれなくなっているし、芝野の話はどうなったのか。
続編は難しいのはわかるが、もう少し前作までを踏まえて書いてほしかった。
講談社で文庫本化。この「ゴールデンイーグル」シリーズは全て読んでますが、プロットが凝りすぎな割りにあっさり終わってしまうのでチョッと肩透しです。特に、サイドストーリーの「芝野氏」の物語は、尻切れトンボでどうにかしてほしいです。
読了の記録のみ
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