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みんなの感想・レビュー・書評
(207レビュー)エリンとイアルの恋とエサルの若い頃のお話。本編だと母性が主に書かれてるが、この外伝は女の部分。エサルが切なくて、距離が近くなった。こんな秘めた過去を知ってしまって、エサルが知ったら、どう思うだろう(笑)。
「獣の奏者」の物語が、王獣と闘蛇の因縁をエリンの目を通したお話とすれば、この物語はその世界に生きる人々のささやかな日常、ひとときの小さなエピソードを紡いだお話です。つまりベクトルがまったく違っていて、キャラクタの生々しい側面をリアルに繊細に感じることができました。本編のちょっとした描写からでも人々の感情のゆらぎがうまく描写されてはいましたが、これだけ正面切って描かれると確かになかなかの「引力」です。イアルの、エリンの、エサルの、それぞれだけに秘められた物語が痛々しくも眩しくて惹かれます。たしかに大人向けだとは感じましたが、子どもにも、この、いい大人同士の恋愛の物語を味わっても欲しいとも思いました。年代で分けられない大事なものがあると思ったので。
本編を読んでいる最中、エリンとイアル、この2人が惹かれあうのはわかるような気がしたけれど、どうしてそうなったのだろうと気にはかかっていました。
この本には、エリンとイアル、そして、エサルの恋。あまりに濃密で、軽々しく口にはできないかんじでした。「外伝」なだけあって、本編に差し込むべきではない物語。でも、獣の奏者を読み、この物語を愛しく思う人たちからしたら、読んで見たい物語だと思います。
獣の奏者シリーズ読了しました。本編にイアルとエリンの馴れ初めが書かれていなかったので、その話がずっと気になっていたのですが、読めてほんとによかったです。イアルもエリンもかっこよすぎでしょ!!なんだかキュンキュンさせられました。上橋さんもこの話を書くか悩んでおられたそうですが私は本当にこれが読めて嬉しかったーー!!
獣の奏者シリーズ最高!大人の方も楽しめるファンタジーです(*^_^*)
エリンとイアルのなれそめ、エサルの昔の思い出などのエピソードだいぶ対象年齢が上がったような気がする。今回はイアルを主人公として描かれているので、いつもとちょっと違う感じがしたが、あの現実感あふれる筆致は変わらない
獣の奏者の外伝。本編で語られなかったエリンとイアル、若かりしエサルの物語。
この物語はやっぱり外伝で良かったと思う。本編が生か死かを語るものにたいして、この外伝は恋愛的な要素が詰まっている。おそらく本編にこちらが入っていたらあとがきに書かれていたとおり、こちらの方にばかり目が言っていただろう。エリンは死亡フラグが立ちまくっているのに子供を作るべきじゃなかった、ただのエゴだと思っていたが、人間なんてただのエゴで生まれてくるようなものだ。そこに両親が望んでという話が加われば多少救われた気持ちになる。いわば本編の救済としての外伝と感じた。エサルにしてもしょうもないだめんずに引っかかったものだと思ったが、それが彼女の幸せであり、二人で残した本が証であるのなら、救済なのだろう。本編を読み終わった後の興奮が思い出せ、私の中のエリンたちも救われた思いがする一作っだった。
私は出産したこともないし、家を継ぐ重圧を課せられたこともないけど、エリンがジェシに命を与えようと頑張っている姿や、エサルが秘密を抱えながら自分の人生の答えを求めるように仕事に打ち込む姿はとても真実味があり、自然に本の世界に入り込んで彼らと涙し、喜ぶことができた。人それぞれが背負っている苦しみは、乗り越えて初めて自分の一部になる。そんな当たり前のことなんだけど、物凄く大変なことをじんわりとした温かさを持って表現できるのは上橋さんならではの語り口だなと思う。みんな、強いなぁ。
エリンの出産を待つ間の、イアルの回想や想いなど。
教導師長のエサルの秘めた思い。
ジョウンといい仲だったのかと思っていたので、意表をつかれた感じです。
最後の短編は、あっさり乳離れされたわが身にはうらやましい気がします。
この本があってほっとしたのは、ちゃんと夫婦してたり、恋愛していたりとさらに人らしい、彼ららしい部分を知る事が出来るからだと思います。本編には無い人としての暖かい彼らに会える。と思った。たしかに児童向けの話ではないかもしれませんが。テレビでは、大人向け、児童向けという境が無く放送されているためこの内容であれば、現代の子には問題ないと思います。
今、大人になったエリンの物語<探究編>を読んでいる途中なので、なんだか時間の流れがごっちゃになりますが、<王獣編>が終わり、<探究編>に移る11年間のブランクに起こった話がこの<外伝>に記されているため、時系列に割り込ませた形になったものの、こちらを先に読みました。 探究編では、いつの間にか結婚し、子供もいるエリンですが、そこに至るまでの、夫となるイアルとの恋愛が描かれます。 王獣の話も出... 続きを読む »
母は偉大だ
子を成さずとも後世になにか残すことができるのは幸せだろうが、何より自分自身の人生を生きられてこそだろう
運命の歯車を回すには、それを回すための歯車が回ってなければ回らない。連面と回り続けたものがあるからこそ、歯車は回る
エリンとイアルの同棲時代と若き日のエサルの物語。
図書館では児童書の棚に置いてありましたが、一般書の棚にも置いていいと思います。
ファンタジーではなく、恋愛ものとして読めます。
本篇からここまで一気読み。
すっかり私の中ではエリン夫婦は暗い人たちなんだけど、
あんまりその印象は変わらず。
祭りのときの食事どころで、
ぱきっとした黄色い服を着て窓辺に肘をつきながら祭...
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