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みんなの感想・レビュー・書評
(501レビュー)「愛する人と聴いた曲です。何度聴いても心が落ち着きます」だったかな?ノベルス版のカバーに書いてあった一節で、今手元にある文庫版には書いていないのだけど、この一文がとても印象的だった作品です。 猟奇殺人を扱ったもので、3人の異なる視点から語られるもその中には犯人のものもあり、描写がグロテスクであったりします。ですので、あまり間柄の深くない人に勧めると人間性を疑われるかもしれません。 とは... 続きを読む »
えええええええええええええええええええええええええ!
読んでいる最中は、「かつては名作だったのかもしれないけど、今となってはアリガチな話だな、ふふん」とか思っていたのに…。えええええええええええええええええええええええええ! 読んでビックリ、玉手箱。いまだお読みでない人は、くれぐれもググってはダメですよ、「殺戮にいたる病」なんて。
いわゆるグロ注意な作品なので、苦手な方はご注意を。
【目次】
殺戮にいたる病
解説 笠井潔
サイコホラーと叙述トリックで読者を二度驚かせようという欲張りな作品。まぁ面白かった。僕が一番恐怖を感じるのは、彼が結局病気なのかそうじゃないのかの結論がさりげなく投げっぱなしになっている点と、僕自身もその答えが分からないという点。
1人の男が6人殺害、1人殺人未遂の容疑で捕まる所から話は始まります。
しかも、そいつはかなりの変質者。作中もグロい表現が満載。耐性のない人にはオススメ出来ません。
この本では時間軸をずらし、それぞれの登場人物視点でストーリーは進んでいきます。そして物語が終わりに近づくにつれ、時間軸が収束し人物達が絡みあっていき…
ラスト十数ページであれ?と思い、最後の数行で驚きの結末が待っています。
最後に驚愕する。物語を読み進める中で感じたごく小さな違和感が、最後のどんでん返しで解決されるのは快感モノ。一瞬最後のどんでん返しの意味がわからなかったが、少し考えてみるとああ!と言いたくなるくらいの感嘆。
ネクロフィリア(屍体愛好者)を扱ったかなりグロい小説。苦手な人はやめた方がいい。
この手の小説描写には慣れているはずの僕も吐き気を催しかけたシーンがあったので。
帯に書かれている衝撃のラストシーンは、確かに衝撃があったし、騙されたことは騙された。けどその快感があまり無かった。叙述トリック自体が「葉桜の季節に君を想うということ」で体験したものに比べれば、そんなに上手いとか傑作とか思えるものではなかったので。読み返してもちょっとこれは有り得ないでしょという感じ。
ただ、この作品を先に読んだら傑作だと思ったかも。この作品の方が前の作品だから。
所謂叙述トリック物。でも別に叙述トリックが無くてもいいというか、必要性はあまり感じられないかな。前情報なしに叙述トリックだと分からず読んでたら結構驚くかも。作品の性質上猟奇的な描写は数多くあって生々しいので、苦手な人は読まないほうがいいのかも
東京の繁華街で連続猟奇殺人を重ねるサイコ・キラーが出現。
その殺人者の行動の魂の軌跡から、現代の悪夢と闇を描く物語。
ん~、グロイです。
心が弱い人にはオススメできないね。
でも面白かった。
心理描写のトリックが良くできてて、最後は見事に騙されました。
ちょっと刺激的な作品に興味ある方にオススメの作品です。
最後、まさかこうくるとは思わなかった。でも、普通だったら驚くのかもしれないが今回においては「だから何?」と思っただけ。叙述トリックに「だから何?」って言っても「何でもない」なんだけどね。でも普通なら「だから何?」とはならないのにこの本で「だから何?」となったのはこの引っ掛けが無駄にしか思えないから。蛇足。「永遠の愛を〜」とか難しいこと言いながら最後はこうしちゃうんだぁ、みたいな。内容一本で勝負しろよ、って感じ。
ぎりぎり☆3つ!
猟奇的殺人を、時期と登場人物たちの目線、それぞれから描いたお話。
ちょっと狂ったお話は好きなので
グロさや狂気感は平気でしたが、
ただただ事象が綴られていたので
気持ち悪くなりました。
こんな危険性が実際の世界にもあるんだよ、っていってるような…。
ポップさがないので苦しくなりました。
ただラストが…!
してやられたので☆追加!
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
何か仕掛けがあるんだろう…と警戒して読んでいたため、薄々どんなオチがつくかは予想がついたのですが、真相までは至らず、最後にはそーきたか!という感じでしてやられました。2度読み必須。
こういう叙述トリック物ってオチまで読んでもう一度読み返すとちゃんと辻褄が合うように書かれているのでいつもすごいなぁと感動してしまいます。逆さまにしたらまったく別の顔に見える絵みたいだ。
猟奇殺人とはまた別に、家族を愛するが故に狂っていく母親が怖ろしかった。
やたらと出てくる歌詞の引用と過剰な持ち上げがすごく浮いてるような気がしたんですが、これ本当に必要だったのかな…??
永遠の愛と最高の女を求めて繰り広げられる猟奇殺人のお話。当人はもちろんのこと、元刑事や母親目線から話が語られ、犯人の捕まらないじれったさと追いつめられていく緊張感を味わうことができます。
うーん、叙述トリックは後味が微妙でした。
ねらーが認めるめっちゃ小説その2!~に至る病とか、言い回しで使ってる人いるけどこれが元ネタ。四の五の言わず読めよ!ってくらい面白い。娯楽とはこういうこと、と思った。
次々と猟奇殺人を重ねる「蒲生稔」がその異常性愛に目覚め、逮捕されるまでの約半年間。
秀逸な叙述ミステリーだと聞いていたので多少は警戒して読んでみましたが、完敗です。何ヶ所かは「妙だな」と感じる部分もあったのですが、蒲生稔のいっそ正統派といってもいいような異常ぶりに、考えるよりも先にページをめくってしまいました。単なる異常者の末路で終わるのかと一瞬不安になった辺りで、最後の台詞に戦慄。何度も読み返しては、素晴らしい技巧に惚れ惚れします。
グロテスクな描写のせいで好みが分かれるかもしれませんが、オチの破壊力、おすすめです。
主人公・稔は連続殺人犯。
息子の行動に不審を抱き、自ら調査を始める母・雅子。
被害者の親しい知人だった元警部・樋口。
各キャラのチャプターを交互に織り交ぜながらのテキストトリックと、
グロ注意な性的表現。
真実の愛を見つけたという稔の、
冷静ゆえに詳細な行動描写に気分がちょっと…。
しかし冒頭で見せられたエピローグへの結末やいかに、と読んでみると。
「えっ?あ…あぁ~?」
わかりませんでした。読み返しました。わかりました。
グロが大丈夫なら読んでみて!これは確かにすごい。
時系列がごちゃごちゃしてたから、その辺で仕掛けてくるのかと思ってたんだけどね……あてが外れてすっかり騙されました。
ホラーとして楽しんだほうが良い小説かも知れません。
お世辞にも趣味が良いとは言え...
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