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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(559レビュー)遭遇した事件の小説上の問題点をあけすけに指摘する名探偵・天下一と大河原警部をシリーズキャラクターに、本格推理小説の約束事を逆手にとったメタパロディ小説。 *** 作中で指摘されるほど本格推理が面白くないわけじゃないと感じるのは、これまで読んできたものが約束事のデメリットをくつがえすほどの面白さを含んでいたからだと思う。というのも、作家さんは大抵読書家であって、読み手としての厳しい目で自己批判し... 続きを読む »
漫然と見守る読者の私には痛烈な一冊。推理物を書く人からしたら、読ませがいのないタイプみたい。読むならもうちょっと考えながら読まないと失礼ですね。推理小説のお決まりパターンがよく分かったかな。金田一シリーズ読んでたおかげで作者の意図も汲めたと思う。ま、再読はなし。
こんな名(迷)探偵有り得ない・・・!
だけど面白い!
登場人物が皆俯瞰で物語を観ながら進行していく処は秀逸!
偶に入る作者への愚痴と文句は笑えた!
さすが!東野圭吾!
ミステリー内の登場人物たちが、ぶつぶつと突っ込みを入れながら、殺人事件を解決していく。登場人物がなぜかストーリーの世界から抜け出て、こんな役をやらせて、とかいまどき「密室」なんて・・・とか文句を言いだすのである。
外から見た叙述と中の叙述が混ざっているのだが、さすがの文章力で、話は小気味よいテンポ、いやむしろ、かけぬけるようなテンポでさっさと進んで行く。
幼い頃から、サスペンス劇場のような番組を好んで見ていた私は、
6章の、湯けむり温泉・・・の話は声に出して笑ってしまった。
本格推理小説や本格のミステリーファンへの批判ととらえることもできるのだろうが、私は、わかるわかる~という軽いノリで読んでしまっていいのではないかと思っている。
はじめ趣味の悪い冗談かと思ったが、逆にミステリとはなんぞやと考えさせられる作品だった。
作者が本格物を書かない理由というか、そういう所信表明だと感じた。
動機はツイかっとなってとか、なんとなく切り刻んだとか、ブラックでシュールな笑いがちりばめられている。
ミステリ・推理モノの「あるある」をこき下ろすというか、ある意味では禁じ手を使ってしまったような作品。文体も若干読みづらく、評価は激しく分かれそう。最近の東野さんが好きだという人にはまずオススメできない。
推理小説のトリックをパロっているこの小説。
読んでいるうちにうなづいたりしてるわけです。
特に二時間ドラマの推理なんてこんなもんだね。と。
推理小説好きにはたまらない。
これだけ言って、問題にならなかったのが不思議・・・。
本格推理小説を揶揄するかのように、メインキャラクターである警部と名探偵がお決まりのプロットをなぞっていく作品。
各短編で披露されるパターン分析は良く研究されており、一見小馬鹿にしているようで、実は東野氏は本格が好きなんだろうなあと思います。
目の付けどころは
面白いと思ったけど
だんだんパターンが分かってくると
飽きてくるかも。
この作者の話は
ずっしりくるというイメージがあったので
こういう話もあるんだ…
とちょっと意外だった。
気軽に読める一冊。
これを読んでしばらくは素直に推理小説を楽しめないかもしれない。そう思うほどにお約束、暗黙の了解を皮肉っていて面白かった。個人的に叙述トリックなど、どんでん返し系の話はすきだったのだが、そのまま納得でき...
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