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みんなの感想・レビュー・書評
(10レビュー)表題作を含む7編からなるミステリー集。どのストーリーも良くできているが、個人的には「盗聴」と「正月十一日、鏡殺し」が面白かった。殺害凶器となった鏡餅をぜんざいに入れて、警官にふるまう箇所が非情に印象的。これ以上、皮肉の利いた隠蔽工作はないと思う。素直に面白かった。
電波オタクの予備校生が聴いた不思議な隠語「カチカチドリを秋葉原で飛ばせ」の謎(盗聴)、猫マニアの恋人をもつサラリーマンに宿る殺意(猫部屋の亡者)、姑に対する憎しみをエスカレートさせる妻の心理を追う(表題作)等、日常の中に潜む恐怖を描く戦慄の七編。ミステリー最前線を疾走する鬼才の傑作集。
候補 日本推理作家協会賞/短編及び連作短編集部門 (50)
7編の短編をこんなふうに書く歌野晶午という作家は、いったいどんなことをして過ごしているのだろう。常にミステリなるものを裏切り、新たな道を拓いてきたこの作家は、いったいどんな人なのだろう。とくに知りたくもないし、知って幻滅もしたくないのだが、考えているうちにそういえば歌野晶午は元コピーライターだったのだなと思い出した。 かつて恩師に、「重松清は元ライターだからさまざまな視点を書き分ける。た... 続きを読む »
読了。☆3・5点。ライトでブラックな味わいのミステリー作家、歌野晶午の1996年の短編集。オチのひねり具合が心地よい。解説が小森健太郎。 「盗聴」 電話の盗聴が趣味になった、現在宅浪で二浪の僕は、ある日「カチカチドリ」を「飛ばせ」という不思議なやり取りを聞いてしまう。会話の調子から考えるに、なんらかの犯罪計画のようなのだが? 「逃亡者 大河内清秀」 逃亡先のタイの安宿で、俺は、こ... 続きを読む »
電波オタクの予備校生が聴いた不思議な隠語「カチカチドリを秋葉原で飛ばせ」の謎(盗聴)、猫マニアの恋人をもつサラリーマンに宿る殺意(猫部屋の亡者)、姑に対する憎しみをエスカレートさせる妻の心理を追う(表題作)等、日常の中に潜む恐怖を描く戦慄の7編。ミステリー最前線を疾走する鬼才の傑作集。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50784069.html
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