病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない──人生が好転し始める「1食100円」の美的メンテナンス48 (講談社+α新書)
- 講談社 (2011年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062727372
作品紹介・あらすじ
間違いだらけの「女性の食常識」。「安くて簡単、からだにいい食事」を実現するリスト。
感想・レビュー・書評
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基本、和食を食べるということですね。
ご飯が基本だと、おかずも油が少なくて良いということだそうです。
シンプルな食事、ご飯・味噌汁・漬物・納豆などそういうものを食べるよう心掛けるようにしてみます。 -
カタカナ食とは、パン、パスタ、ピザなどの「粉食」主食、そして、ヨーグルト、アイスクリーム、チョコレート、ケーキなどの甘い食べ物のこと。
・お肌のため、カルシウムを増強するための「言い訳食品」
・米をかむと動くところだから「こめかみ」
・マヨネーズ、ケチャップ、ソースの「マヨケソ」
などの言い回し、言葉の由来に、ほえ~と目からウロコ。
役人が提案する1日30品目、栄養バランス論、減塩運動に懐疑的。
油と砂糖と添加物まみれの「快楽食」を減らすためには、1日2回はごはんを食べる。
ごはんを主食にして、味噌、しょうゆ、漬け物、納豆などの発酵食品をとる。
なぜなら、ごはんが一番マイナスの少ない主食だから……
と、タイトル同様、初めから否定ありきの勧め方(-_-)
もう少し、こう、ポジティブな言い回しがないものかと思っていたら、
体にいい食べ物は、旬の野菜や魚のように値段の安いものが多いが、心の栄養になる食べ物は、体によいものほど高くなる。
だから、きちんと食事をした上で心の栄養にお金をかけて味わいましょうと最後に提唱(ほっ)
何をどう食べるかは、その人の生き方があらわれる。
食は、奥が深い。
この本を読んで、これからはできるだけ、ごはん・味噌汁・漬け物の食卓を整えようと思いました。 -
2016_019【読了メモ】(160320 6:30)幕内秀夫『病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない』/講談社+α新書/2011 Nov 20th/おもしろかったー。ご飯スキーもパンスキーも麺スキーも読んでみたい一冊。
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図書館で今日返却された本棚にあった1冊。
財布で食べるものを考える、当たり前だけど
なるほどーーと考えさせられた。 -
水、野菜、肉、魚……すべてに対し不安が高まる今、体に害をなすものを上手に避け、かつ、免疫力・排泄力を高める食べ方はないものか──。農薬の問題、昔より半減した野菜の栄養価の問題はもちろん、高価な野菜・肉、自然の魚までセシウム汚染されている中で、「安全」と「安心」、そして「からだ」と「健康」を守るための48のリスト!
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女性は「情報」と「頭」で考えて食べているから間違った食選びをしてしまう
現代の食事は砂糖と油のソフトドラッグに溢れている
女性は食べ物で快楽を満たす傾向がある
という指摘にすごい納得。栄養とか考えて食べているつもりでも情報に躍らされて悪い食生活をしていたんだなと実感。遺伝子的にみて日本人に合った食生活って良い悪いではなく、やっぱり和食なんだなと実感する今日この頃。自分の食生活が外れていないか考えるのに、サバ味噌定食以外の要素が入っていないか、外国料理(カタカナ料理、フランス、イタリア、中華等)=砂糖、油、炭水化物が多い)が多くないかという判断基準はとても分かりやすくて実践しやすい。
授乳期の今、まさに私の食生活ひいてはライフスタイルを見直すチャンスでもあるので、
「食の安全は全体で考える」
「1食100円のシンプルさで和食を食べる」→缶詰、常備食、総菜を活用
「夕方に小腹がすいて食べるならおにぎり」
「冷蔵庫内をリスト化して見える化」
「食の快楽は別腹で」
を実践していきたいな。健康になってかつ節約もできるなんて最高ですからね。折に触れて読み返したい本。 -
東電OL殺人事件について、知らなかったことが書かれていたり、女性特有の考え方が書かれていたり、食を通して多くのことが知れた。
現代女性で特に専業主婦でなく、仕事をしている方に読んでもらいたい内容と個人的には感じた。
おしゃれを意識して、イタリアンやフレンチを食べるより、やっぱり日本人は和食を食べているほうがいい。 -
ダイエットとか健康法とか「…しなきゃ!」の呪縛に囚われている人に勧めたい本。
バランスの良い食事や30品目、白米はダメとか考えるくらいなら、ご飯と漬物だけの一食100円の昔ながらの和食の粗食を食べるので十分いい。残業時に惰性で無意識にお菓子を食べるくらいなら、おにぎりを一個食べた方がいい。
考えたら、子供のお弁当と一緒に自分のお弁当も作っているのだから、残業用おにぎりを作ればいいんだ!と早速今日から実践。イライラしながらお菓子食べるより、心も穏やかかも。
子供にも手作りじやなきゃあれこれ食べろと言わなくてもいい。たまには出来合いのものを買って食べてもいい。
要は自分の体の声に聞き耳を立てて、食べればいいのだ。
目から鱗の書。