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オフィシャルコメント
静かで苦しくてでもなんだか綺麗な作品。
読む返すたびに違った印象になる作品でもあります。
直子はなぜ死を選んだのか。答えのない疑問かもしれないけど、ずっと考えてしまいます。
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「でもあなたは素直な人よね。私、それ見てればわかるわ。私はここに七年いていろんな人が行ったり来たりするのを見てたからわかるのよ。うまく心を開ける人と開けない人の違いがね。あなたは開ける人よ。正確に言えば、開こうと思えば開ける人よね」
「開くとどうなるんですか?」
レイコさんは煙草をくわえたまま楽しそうにテーブルの上で手をあわせた。「回復するのよ」と彼女は言った。
― 206ページ -
「大抵のことは自分一人で処理しちゃう人だったのよ。(中略)彼女の場合は不機嫌になるかわりに沈みこんでしまうの。二ヵ月か三ヵ月に一度くらいそういうのが来て、二日くらいずっと自分の部屋に籠って寝てるの。(後略)」
― 294ページ -
「君やキズキやレイコさんがねじまがってるとはどうしても思えないんだ。ねじまがっていると僕が感じる連中はみんな元気に外を歩きまわってるよ」
「でも私たちねじまがってるのよ。私にはわかるの」
― 289ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(2145レビュー)
映画化で話題になってから
興味のあった作品で
遅ればせながら手に取ったわけですが
想像してたどろっとした
恋愛系なのかと思いきや
ジャンルが全く違った。
冷静と情熱のあいだと
同じようなものかと思ってたけど
そういうわけでもなく
恋愛の内容が予想外。
あえて言うならば性的描写が
いちいち多いのが気になる。
今時のヒット作の要因として
この表現にも一理あるのかなと思った
悲しい恋愛物も好きだけど
気分が引き込まれやすいのが難点;
nostalgic,lonliness...
Why they had to die.
I want to believe people can live under any circumstances.
決して明るくはなく、暗いお話です。どんよりとした雨模様のような、そんなお話でした。
村上さんは細かい仕草などを細かに表現しているので、自分もノルウェイの森の世界に入ったような気分になれます。
出てくる登場人物はとても素直、っていうか正直な人ばかりです。
使う言葉もなんだか古風で素敵な印象を持ちました。
皆さん性に関しても恥ずかしがらず結構オープンに話すような感じでした。
浅く世界にのめりこんでる感じの人たちで、少し不思議な人たちでもありました。
ノルウェイの森は少し不思議な世界観に浸れると思います。
心に傷を負った少女と風変わりな青年のラブストーリー。少し、いや大分暗いお話。なるほど、『ノルウェイの森』というタイトルは、空まで覆われた深緑に迷い込んだイメージの表現なのか、と思いました。周りの話を聞くと、女性の評価が高い本です。ヒロイン達の行動に深く共感出来るのだとか。
村上春樹の本を読んでるとよく思うのですが、彼の本に出てくる女性は、男の性欲というものに関してとても寛容です。エロいのではなくて、単に受容れてる。村上春樹の周りにはこういう人が多かったのかな。
作中にこんな台詞がありました。
「ビートルズ、彼らは確かに、人生の哀しみがなんであるかを知っていたわね。」
最近またビートルズを聴くきっかけをくれた台詞。
僕もそろそろ活字慣れしてきたので、遂に鬼売れ化け物小説に挑戦することとなった。 思えば小学生時代の、かの「はなきんデータランド」にて、雷名を馳せていた頃からなんとなく意識はしていた。 「君もそう思ったかい? 実は、ハルキは比喩表現が達者なんだよ」 ハルキの比喩表現が達者なのは分かった。 しかし、その登場人物達が皆、比喩表現を得意とするのはいかがなものか。 このままじゃただ... 続きを読む »
淡々と進む話。それぞれのシーンに冗長で神経質な描写が入る。
登場人物がそれぞれあらゆる方向に歪んでいる。どの人物にも感情移入できない。
話だけが淡々と進む、その中で人が死のうがセックスをしようが火事が起ころうが、お話そのものの感情が高ぶったりすることはない。ただ静かに進んでいくだけ。
上巻は登場人物の紹介、といった感じでした。ずいぶん長い。
これはまじでいい作品だ。何かそれほど現実離れしてないし、何かアップテンポがあまりなく何か自然と入り込んで行く感じ。何か考えさせられる部分が多く。読み終えた後も浸ってる感じになります。
また何年か後に読み返したい作品です。
村上春樹の心憎いところは、文章が上手すぎることだと思う。誰もが共感できるような、しかもここに共感できるのは私だけと思うようなところをちょくちょく埋め込んでくる。時々その思惑が透けてみえて嫌になるくらい。でも読めば読むほど、物語の人物を知れば知る程、自分が薄まっていく。自分中心の世の中からちょっと引いて見えるようになる気がする。第一章が一番好き。
途中で松山旅行や年末年始、風邪などが入ったが、無事読了。
思ってたより上巻が長くて、読みながら驚いた。
最後に読んだのが高2のときなので、その時とはまったく別の印象を抱いた。
詳しい感想は下巻読了時に。
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