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みんなの感想・レビュー・書評
(67レビュー)
2011/12/28読了
征人がまんま主人公ですね。
物語がやっと進みだしたところ。
パウラ回収からフリッツ、ナチスドイツの過去、そして水面下で暗躍する浅倉大佐、人間味がじわじわと増すメンバーと、待ってはくれない戦闘。
戦争小説ということで、小難しい表記も多いが、それでもとても読みやすいし、夢中になるくらい楽しい。が、フィクションとはいえ、きっと、こうした世界は実在したのだろう事実を、心の隅においておく。
国は気付いていなくとも、人々は気付いていた愚かさ
よどんだ空気の中、狭い世界から知る、無限の天空への喜び
そんなことを覚えておくといい。
パウラが可愛いですが、フリッツも十分に可愛いヤツです。
活字の密度が妙に濃い感じを受けます。
読み進む足取りは少しも早まりません。
舞台となる潜水艦の構造が、それより何よりナーバルなるものの構造が分からないため、緊迫感がもう一つ伝わりません。
それでも艦籍未登録の<伊507>と規格外品の寄せ集め乗員のこの先が気になって、ここで投げ出す気にもなりません。
おもしろいけど、内容に対して長すぎると思った。文庫本全四巻の大作で、序盤はナチスが遺したというローレライという秘密兵器の謎でひっぱっていくので、先が気になるが、ローレライの秘密が明かされてからは、個々の人間ドラマでひっぱっていく。その人間ドラマもどれもおもしろいが、徹夜してまで読みあさりたいというほどにもならず。すごくよくできているけど、全四巻は多いなあと思った。
また、この作品は映画化されているが、超能力美少女とのボーイミーツガール的な側面もあるので、どちらかというとアニメ向きかなとも思った。
全体としては、良作だが、傑作というほど自分にはヒットしなかった。
『このミステリーがすごい!』2004年2位
『本屋大賞』第1回2004年8位
『吉川英治文学新人賞』第24回(2003年)
『週刊文春ミステリーベスト10』2003年5位 国内編
歴史で習うナチスドイツっていうのは、結構上辺だけの部分が多いんだなと感じる一冊。しかし、余りにも描写が生々しすぎて、これは本当に現実なのか?と感じてしまう自分がいいのか悪いのか。
あと、征人から見た絹見艦長の印象が結構恐い人なんですが、私は絹見艦長がこのお話で一番好きですー!にやっと笑ったシーン格好良すぎです、艦長!
★2011年25冊目読了『終戦のローレライ2』福井晴敏著 評価A
ナチスドイツから帝国海軍が入手した特殊秘密兵器ローレライを五島列島海底へ回収に向かう伊五〇七。次第にその兵器の秘密が解き明かされ、米...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

