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みんなの感想・レビュー・書評
(9レビュー)“まず、大盛りカレーライス(味が薄くて超まずい)。これでもかとばかりにカレールーのかけられたてんこもりの飯がスプーンで突き崩され、雪崩のように口に吸い込まれていく。まわりの級友たちは、三人前はありそうなその飯の山がみるみる消えていくさまを呆然と見つめていた。だが、それでことは終わらなかった。続いて、大盛りきつねうどん(味が濃くて超まずい)。洗面器のような丼に入ったうどんは、五玉はあるだろう。そのう... 続きを読む »
「私立・田中喜八(でんなかきはち)学園高等学校」は、S県の片田舎にあるマンモス学校である。 入試は、簡単至極で学費も安く来るものを拒まずを貫いている。 その学校に入学したての女の子がいた。 諸星比夏留(もろぼしひかる)は、今年この学校に入った女の子だった。 大盛り(三人前くらい)のカレーライス(味が薄くて超まずい)を平らげ大盛り(5玉くらい)のきつねうどん(味が濃くて超まず)を平ら... 続きを読む »
格闘武術「独楽」の使い手である主人公の諸星比夏留は、稽古に明け暮れる毎日を嫌いブラスバンド部に入部する予定だったのが、どういうわけだか民俗学研究部に入部してしまう。
飲んだくれの顧問の爺さんを筆頭に、レズの部長だったり関取りの先輩だったり、奇妙な部員たちとともに民間伝承から派生するいろんな不思議な現象を解決してゆきます。
まぁ解決するのは部員たちでなく、民俗学大好き少年保志野くんなのですが……。そして最終的にはなにかあるごとに比夏留の「独楽」が炸裂し、結果力技で終わることも多いのですが……。
伝承、神話、古事、噂話にオカルト現象、歴史とSFとミステリをごっちゃにして、格闘とダジャレを加えたコミカルな物語になっていて、読んでいてとても楽しかったです。田中啓文の無理矢理なこじつけセンスはとても好ましい。
すごくつまらなかった。というか、面白くなかった。
ダジャレとかラノベ的なキャラ設定とかが苦手な人はだめかも。(それにしても中途半端に思い切れていない感)講談社文庫ではなく、青い鳥文庫あたりで出ていたら面白く読めたかもしれないです。
犬塚は明るく手を振り,ポニーテールを弾ませながら商店街に消えていった。ぺこりと一礼して見送った比夏留は,なんだか楽しくなってきた。生まれてこのかたずっと,古武道の修行に明け暮れる日々だった。高校に入ったら,フルートをやるんだという意欲に燃えていた。それが,どうした運命のいたずらか,
(民俗学研究会……?)
笑いがこみ上げてくる。はずみというのは恐ろしいものだ。ついさっきまで何の関心もなかったのに,私が,民俗学……?しかし,聞けば聞くほど,洞窟に潜ったり,神話や伝説を調べたりするのは面白そうではないか。
(本文p.54)
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