水域(上) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1129
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063107241

感想・レビュー・書評

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  • すごく引き込まれる世界観。昭和っぽい田舎の一昔前の日本の風景・人物画が綺麗すぎて隅々まで見渡してしまう。現実と仮想世界が混ざったような不思議なお話。

  • 2巻なのに面白い。ちょっと君の名は的な

  • おばあちゃんの回想シーンでの若かりし頃のおじいちゃん(旦那さん)とのやりとりで泣いてしまった。
    はっきりとしたプロポーズはないのだけれど、とても大切なものを預けるというところにおじいちゃんの覚悟が感じられた。
    一体どれだけのカップルが戦争によって別れることになったのだろう。
    結婚していたならまだしも、結婚もしていない人のことを健気に待ち続けられるだろうか。
    韓国で男子に義務付けられている兵役の約二年間で多くのカップルが別れるようですが、戦時中の日本はどんな感じだったのでしょうね…。
    そもそも恋愛結婚自体が珍しかったのかしら。

  • 今月の17日に読んだ・・・ 「フィラメント~漆原友紀作品集~ (2004)」振りに 漆原友紀さんの作品『水域(2011)』の”上”を読んでみた。 あーこっちも素晴らしい。 おいらはこの作品を読んで、生まれ育った、地元をもっと、知りたくなりましたね。”下巻”?も楽しみだなー。

  • この作家さんのこの優しく切ないけれど前を向く生きていく力強さを感じる、なのにしっとりとしたお話本当に好き。

  • comic

  • 読むのがもったいなくて、手元においておきながら読まなかったんだけど、思わず読みふけってしまった。

  • 2011-1-21

  • 日常からするりと連れていかれたのは夢の続きか別世界か。気が付けば漆原先生の描く世界に引き込まれています。
    行ったり来たりをしながら、恋の話もあり、子どもの日常もあり、時代や社会の流れも人間の日常の暮らしが描かれつつ、そこに潜む忘れられた何かが顔をみせます。それが怖くもあり悲しくもあり、また出来れば見たくないし突きつけられたくないものだったり。少し苦しくて悲しくて心がザワザワします。なのに目が離せない。
    「まるではじめから何もなかった場所みたいに」って言葉が胸に迫ります。

  • ダムに沈む先祖の村にいく話。もう読んでた。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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