みんなのレビューページ
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(46レビュー)おもしろかった。まあ初期短編集特有の読みにくさみたいなものは多少あったけど。それでもどの話も芯にあるのは共通して、何よりも自分自身に対して正直に生きること。そして自分の一番大切なモノには周りの目とか評価なんて気にせず全力で立ち向かうということだった。それにしてもこの人の作品ってなんかどっか痛々しいんだよねぇ。身体的なことじゃなく"心"を削って生きている登場人物がよく出てくるかもしれないな。個人的にはCOREとか絵的にも好きだった。
画も若書きで、とにかく青臭さ満載の日本橋ヨヲコさんの初期作品を集めた短編集。
強烈にのめりこむには私は年をとりすぎているが、著者の駆け出しの頃の溢れるエネルギーを、少し落ち着いた気分で噛みしめていくのはなかなか悪くない気分だ。
一番好きなのは後書きマンガかもしれない。自分のことを「学校マニア」だと言う日本橋さん。そうか、「学校マニア」ね、なるほど。そして、この後何年かした後に「少女ファイト」が生まれるのですね。日本橋さんの親は教師なんだそうで、ある人の親が教師だとわかる時、「ああ、何かわかる気がする」とわりと頻繁に思うのはなぜなのだろうか。
これは好き嫌いが非常に分かれる作品でもあると思います。私は好きです。
著者もどこかで書いてたけど、 この人は本当に直球しか投げられないピッチャーみたいなものだ。 しかもノーコンなのに球速160km行ってる、みたいな。 踏み込んだら最後、もう戻れない。 とにかく、全身が震える様な、 瞬間的な感情の沸点を表現する事にかけては随一。 なので個人的には、著者には連載物よりも、 当作品のような短編読みきりをガンガン書いてもらう事を期待す... 続きを読む »
熱い青春のお説教を読んでいるようで、自分はどうしても引いてしまう。でも、描き下ろしの「コア」の次に「ギガボイス」を並べているところや、やけにくっきりはっきりしている人物の描きかたなんかには何故か惹かれる。
「体の底からわき上がってくる熱さ」を再確認したい時は、日本橋ヨヲコを読む。最近は知覚することがめっきりすくなくなってしまった「ストレートな気持ち」を思い起こさせてくれるから。
書きたいこと、伝えたいこと――がこれほど明確なマンガ家はめずらしい。そしてそれがマンガという触媒によってガツンと心に響く。そんな経験ができることはよりいっそうまれだ。だからこそ、日本橋ヨヲコが生み出す作品に、自分はこれほどまでに傾倒してしまうのだろう。
短編集の中でも秀逸なのが「CORE」。これを読んだとき、言葉のプロとしてメシを食っている自分が、いかに言葉というものに頼りすぎて大切な気持ちを見失っているということに気付かされた。言葉は手段でしかなく、大切なのはその言葉を生み出す自分の心の中。。。
心の姉御、日本橋ヨヲコせんせの初期短編集。この中に収録されている「ノイズキャンセラー」と出会って僕の人生は狂いました(笑)ってか、あんまり年齢も変わらないこの作者さんのことをずっと敬愛してやみません。考え方、生き方もろもろ。非常に強く影響をうけまくっているので作品へのレビューとしては公平さを失っているかもしれませんね。それほどまでに衝撃的な出会いだったもので。
同作者リンク
<a href="http://booklog.jp/users/yua0817/archives/4063367207">プラスチック解体高校</a>
<a href="http://booklog.jp/users/yua0817/archives/4063368467">極東学園天国</a>
<a href="http://booklog.jp/users/yua0817/archives/409188301X">G戦場ヘブンズドア</a>
<a href="http://booklog.jp/users/yua0817/archives/406372171X">少女ファイト</a>
【多分 君達は言葉が多すぎる
多分 君達は考え過ぎている
多分 君達はいつか別れて
この告白さえ思い出になる日が来るだろう
だから若人よ
嘘臭い くどき文句を語るのなら
いっそのこと体目当てだと言って欲しい
それは意外に純愛だ】
(CORE)
『花』
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

