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みんなの感想・レビュー・書評
(46レビュー)
レ。
「そこにいる俺は まるで初めて見る他人みたいに立ってる 何か借り物のような奇妙な――」って感覚すごくわかる。
僕の場合は鏡の前に立って自分の顔を見続けていたとき。
今まで読者に死闘を見せてきた武蔵の言葉で《殺し合いの螺旋》が語られると納得できてしまう。
いやーなかなか重いしエグい。そして深い。武蔵と小次郎には斬り合いをして欲しくないと思ってしまう。又八が一番人間らしい弱さや汚さをもっててそれによって2人の強さが際立つ。
僕が最も頻繁に読み返せる漫画の一冊です。内容ももちろん楽しめますが、ただ眺めているだけですら楽しめる数少ない漫画ではないでしょうか。一コマがひとつの海外として完成しています。何かを超越している武蔵と小次郎に対して、醜い部分、小心者丸出しの又八の苦悩と葛藤が人間らしく、また寂しげです。
もう連載開始から10年ですよね。これからの展開が楽しみです。
上野で「最後のマンガ展」を観てから、読み始めたコミック。
これほどまでに、「精神」(あえて「心」とは書かない)を描けるマンガを私はこれまでに出会ったことがない。
特に今回は、大殿さまの死に際しての、おつうと周囲の人々の表情に、厳粛なものを感じた。これは本来、現実世界でしか、触れてはいけない厳粛さだ。フィクションとは思えない。映画やドラマでもこのような世界を観ることはできないだろう。
「リアル」に引き続いて、このマンガでも、裏表紙の見返しの作者の言葉に、許されたものだけが達することが出来る境地をかいま見た。
内容説明
「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!
武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が、かつて自分が憧れた理想の剣士であると。
武蔵はまだ知らない。宿命の縁で結ばれたあの天才がかつて一刀斎によって見出されたことを。
なにかを見出していくというのはとても難しいことでしょうね。。。
これだ!
とおもっていたことがやはり考えれば考えるほどちがったりしますからね。。。
難しいものです・・・
図書館の本
内容説明(BOOKデータベースより)
「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!
武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が、かつて自分が憧れた理想の剣士であると。
武蔵はまだ知らない。宿命の縁で結ばれたあの天才がかつて一刀斎によって見出されたことを。
結局気持ちの戻る場所はおつうと小次郎なのかしら?
だんだん精神論、精神世界に入ってきている展開。
やっぱり精神論に入る際には幼少期、子供の頃の経験から入るのがはいりやすいのでしょうか?
武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が、かつて自分が憧れた理想の剣士であると。武蔵はまだ知らない。宿命の縁で結ばれたあの天才がかつて一刀斎によって見出されたことを。
お気に入りのじいちゃん達が揃ってご逝去デス。
石舟斎さんのおっさる「もっと笑え」が、武蔵さんばかりか私の心にも響き、滲みまシタ。
天下無双のためでなく「友」として小次郎さんに会いたいって思う武蔵さん。
巌流島も近いようデス。
単なるチャンバラでないだろう「巌流島」が楽しみのような、かなしいような。
それにしても表紙かちょいいなぁ。
伊藤一刀斎との戦いがメイン。
いつもどおり観念的になっていきますね。
「この体っていうのは俺じゃなくて その前から俺はいて・・・ もらったこの体を使って知れと・・・ 何を? その前のもともとの俺を 体だけじゃなくてこの世のもんすべてが それを知るためにあって いやものだけじゃなくて 人も 出会う人も 父も母も すべてそのために出会うのならほんとは誰も恨まなくていい」
「恐れは それを覆い隠すためのやみくもな怒りを呼び 己の強さの証明 最強という幻想への執着を呼び それを失うことへの恐れを呼び その循環を大きくしたものそれが そのまま殺し合いの螺旋」
てな調子。
分らなくはないのだけど半分どうでもいいかな。
同じ求道家として小次郎を見ていて会いたいと終わる。
もう一つの境地にいってしまったなぁ、という感じ。それは武蔵も、そして井上さん自身も。今と言いつつ今にいないじゃねえか。そう、そうなんだよな。。。でも柳生石舟斎のじっちゃまが亡くなってしまったのは惜しい。宝蔵院胤栄のじっちゃまも然り。あー、終盤なんだな、本当に。。。というビミョーな心持ちで読み進めている。(10/3/23)
1巻~30巻+32巻
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