~ガキの頃から~ 一色まこと短編集 (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
3.70
  • (5)
  • (14)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 119
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063728910

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この一色まこと氏の『ガキの頃(2010)』に載っている90年代の漫画たちは、かなり良かった。 「ガキの頃から」”将ちゃん”と”駒子 前編、後編”と”いつも一緒”と「ばか。」”珠ちゃんが好きで……”と”顔”が特によかった。 ”人生模様”を大いに感じる。やっぱ人間っていいなって泣きました。

  • 人間ってばかなんだなぁ。でもそれが一番の魅力なのかな。バカな物語を読んで笑うけど、気づかないだけでみんなその主人公なんだろう。

  • ピアノの森や、花田少年史で有名な「一色まこと」さんの短編漫画集。ちょっぴり泣けて、ほっこり暖かい気持ちになる作品が満載の素敵な作品集に仕上がっています。それにしても、いつもながら一色さんの描く子供たちの顔は、本当に表情豊かで見ていて飽きません。(笑)

  • 短編も、うまいよなぁ。
    昔のインタビューに、物語の全部を制御してかいているみたいな言葉があって、あぁ、本当に、その通りだなぁ。でも、それを感じさせないぐらい制御されているよなぁと感じたことがありました。

    「駒子」とか、「咲ちゃんにお手上げ」とかが、好きです。

    まぁ、「恋人のわっ!!」とかは、技巧派のこの人らしい物語ですが、理屈で作ったことがわかりすぎるので、失敗かな。
    ギャグというか、構造を見せるマンガだから、アレでいいんだけれど、一色 まことの作品として見ると、ちょっと厳しめの点数になっちゃいます。

  • 一色まことが描くこどもは、かわいい。

    おこられて泣きべそをかくところも、
    いじわるそうに、にやにや笑うところも
    ひとつひとつの表情がリアルだ。

    一番最初の話が一番好きかも。

    バカでもまっすぐならそれは一つの魅力。

  • 「ピアノの森」17巻と同日発売という巧みな商法にまんまと載せられ購入。
    けっこう面白かったです。

  • こんな素敵な短編集には出会ったことがないっていうくらい、素敵なお話たち。

    子供の描きかたが本当にうまい。
    生き生きしていてこましゃっくれていてとにかく表情のひとつひとつが魅力的で動きがあって。
    一こま一こまの絵をみてるだけでも泣けてきちゃう。笑えてきちゃう。

    ずっと近くに置いておきたい漫画です。

  • 一色まことにはハズレが無いよね

  • 一色まことさんの作品が大好きで大好きで
    少々期待しすぎました。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1984年、ヤングマガジン誌上にて『カオリ』でデビュー。95年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。主な作品として『はなったれBoogie』『どいつもこいつも』『出直しといで!』『ハッスル』『魚人荘から愛をこめて』など。現在、モーニングにて『ピアノの森』を好評連載中!

「2014年 『CD付き ピアノの森(24)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一色まことの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×