ライオンブックス(1) (手塚治虫文庫全集)

著者 :
  • 講談社コミッククリエイト
4.29
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063737288

作品紹介・あらすじ

愛と憎しみをテーマに描くSF傑作短編集。国家権力に引き裂かれた恋人たちの時空を超えた愛を描く「安達が原」の他、地球人と宇宙人、心と肉体など、様々な愛と憎しみの姿が浮かび上がる短編5編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • <TEZUKA OSAMU THE COMPLETE WORKS : LION BOOKS>
      
    Cover Design/中村忠朗(ARTEN)
    デザイン/ARTEN

  • ネタの色褪せなさが凄いし、デザイン的なバランスも好き

  • 愛と憎しみをテーマに描くSF傑作短編集。国家権力に引き裂かれた恋人たちの時空を超えた愛を描く「安達が原」の他、地球人と宇宙人、心と肉体など、様々な愛と憎しみの姿が浮かび上がる短編5編を収録。

  • 宇宙調査官のユーケイは冷酷なハンターだ。地球から逃亡した反乱分子たちを探し出し、追いつめ、粛正する。おまけに今度の仕事は大統領からの勅命だ。宇宙の果てに棲む魔女の犯罪の証拠を探し出し、始末する。だが、ユーケイの前に現れたのはただの老婆にすぎない、その上彼女はユーケイの過去に妙にこだわるのだった……。時空を超えた愛の姿を描く「安達が原」の他、様々な愛と憎しみの姿が浮かび上がる、傑作短編5編を収録。

  • 多分、題名が「ライオン」だったので、「ジャングル大帝」みたいなお話かと思っていましたが、全然、違っていました。

    けっこう、意欲的な短篇集。短編の傑作集とかで、読んだことがある話も見られました。

    お話があふれる人なので、同一のキャラクターでシリーズかくよりも、こんな短編の方がむいていたのかもしれないとも思います。

    長編が、おもしろくないわけではないのですが。スターシステムとも、関係しているのかも。

  • 手塚治虫版『ファウスト』の第2作。一塁半里(ファースト=ファウスト・ハインリヒ)から生まれ変わった不破臼人(ファウスト)の活躍と悪魔スダマの可愛らしさっぷり、そして物語構成の巧みさが相まって、隠れた名作です(別に隠れてもいないけれども)。

    「あたし……、ご主人さまにメタメタにポーなの」スダマのこの一言は名言すぎます。

  • エロス1000pがおもしろかったので手塚ブーム
    ライオンブックスの3が見つかったら2・3と買う予定

    「安達が原」の能のカットインが強く印象に残る
    手塚治虫のかく物語って人間の明暗くっきり

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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