- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086010993
作品紹介・あらすじ
王太子ラセルの家出の原因は、彼の出自に関して流された心ない噂だった。「ぼくがいなくなればいいと思ったんだ」と話すラセルに、リジムは前妻ティカルとの真実を明かし…。噂の責任追及び揺れる王宮の水面下では、ケレスが提案した「ある計画」のため、出兵の準備が始まっていた。そんな中、翠蘭は予定より早く出産の時を迎えて…!?動き始めた運命の歯車…もう誰にも止められない。
感想・レビュー・書評
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シリーズ13巻目
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いろいろな伏線やこれからの話がたくさんでてきて
たくさんの情報が出てきて少し読みにくい感じがしました。
王太子ラセルの家出
翠蘭の初の出産
そしてまさかの衝撃ラスト
そんな内容でした。
ロナアルワが個人的にきにくわんwww -
ラセルのイェルカへのバカぶりが少し可愛いような面白いような・・・
最終最後にリジムがやってくれましたよ。ううっ、リジムーー!!
なんだかんだ言って続きが気になって読んでしまう。 -
家出騒動も終了して、また平和な日々。
とはいえ、新しく侍女になった人にいらっとする場面も。
『守る』という意味と『甘やかす』という意味を
同一にしてない? と聞きたくなります。
そして最後の怒涛の終了。
そこに至るまでにある、嫌な予感。
そしてまた次回に続く状態。
もう全てにおいて、ぎゃ~と頭を抱えたくなります。
あとがきに「もう1回続きます」とあるので
このはらはら心臓に悪い『続く』も次で最後!
…ですよね? -
前の話からの続き。
ラセルは賢いのか賢くないのか(笑)
翠蘭の出産などおめでたい話なのに何故か全体的に、不安定な要素がごろごろしてて、雰囲気が暗いと言うか・・・言葉の端々に。
水車の話はいいですね、何度説明するよりも実際の姿を見てもらった方が早いし納得できるし。
そうやって文明は進んでいったんだろうな、と。
色々伏線張ったまま、また続くようです。
ロナアウワとか何なのでしょうあの子。
最後のエンサの言葉には衝撃を受けましたけども・・・
うーんコバルトで史実通りに進めるのか、それとも物語として終わらせるのか、著者次第なんですが・・・翠蘭は強い女性だけど、ここでは幸せになって欲しいなぁ・・・とは思います。 -
ラセルの聡さとそこから起きた子供らしい短慮が切なかったですが、リジムとラセルが親子として向き合えていたのが嬉しかったです。
出兵はあれど、イェルカの誕生や揚水車の設置などで表向きささやかな幸せムードが漂っていたと思ったら、遂に来てしまいましたね。史実とはいえ、リジム……。 -
リジムが「小さな金の鈴の音」だと言ったのがすごく印象的で素敵な言葉だと思いました。
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リジムが亡くなってしまったことが、
すごく残念でした。
せっかくイェルカが生まれてこれからだったのに…泣 -
り、りじむーーー!!
今回のお話はいつもよりもハラハラさせられます。そしてまだ次の巻へと続く……。 -
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