ひみつの陰陽師 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻 (ひみつの陰陽師シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2011年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086015813
作品紹介・あらすじ
お家存続のため男と偽って陰陽師として出仕することになった真澄は、先輩陰陽師・玲雅の華麗な技に魅せられ、弟子入りを決意する。傲慢で人使いの荒い玲雅にいきなりしごかれる真澄。二人は後宮に現れる物の怪退治に臨んだが、間一髪で取り逃がしてしまう。男女の逢瀬の場にしか現れない物の怪を罠にかけるため、真澄は女装して、玲雅と一夜を過ごすはめに…!?2011年度ロマン大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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私、こういう話、好き(笑)。
実は、あまり期待していなかったのだけど、結構楽しめた。似たようなのは乱立しているけど、最近新たに始まった中ではこれが一番だと思う。
ただし、真面目な陰陽師ものを期待してはいけない。基本的にはラブコメ。でも、そのミックス具合が私的に絶妙でツボ。-
私は、まだ、この本を読んでませんが、結構楽しめたらしいので、この本を読みます。
私に読む本を紹介してくれてありがとうございました。私は、まだ、この本を読んでませんが、結構楽しめたらしいので、この本を読みます。
私に読む本を紹介してくれてありがとうございました。2012/02/28
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男のフリして陰陽師に! ありそうでなかったですね。これはおもしろい!
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私は、まだ、この本を読んで、ないのですが、最後のこれはおもしろい!のコメントを読んで、早くこの本を読みたいと思いました。
私に、この本を紹介...私は、まだ、この本を読んで、ないのですが、最後のこれはおもしろい!のコメントを読んで、早くこの本を読みたいと思いました。
私に、この本を紹介してくれてありがとうございました。2012/02/28 -
私めの短い感想でこの本を読みたいと言っていただき、こちらも嬉しいです。一巻良かったらぜひ二巻も。続けて面白かったですよ。私めの短い感想でこの本を読みたいと言っていただき、こちらも嬉しいです。一巻良かったらぜひ二巻も。続けて面白かったですよ。2012/02/28
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あれこれ要素はあるけど、詰め込み過ぎてて逆に上手く使えてない感じ。
もう少し一つ一つを丁寧に描いて欲しかったです。
ただ勢いはあるので、読みやすい。 -
作者さんも書いていましたが、まさにてんこもり。
たぶん平安時代が舞台でしょうか?
背景と言い陰陽師と言いツンデレなヒーロー?といいおいしくいただけるところが多くて。 -
雑誌コバルト・ロマン大賞2011受賞作。
読みやすい文体に個性のあるキャラクターでさくさく読めました。
内容的にはある意味少女小説の王道。ちゃんと陰陽師のシステム、平安の時代的葛藤が表現されていて良かったです。
イチオシは覗き魔ですw -
2011年ロマン大賞受賞作。
楽しかった!もっと早く読んでおけばよかった!もう6作か7作目まで出てるよ、追っかけようか迷うなあ。
選評の内容にも照らし合わせられるし、新人賞受賞作はすべて読むべきだなあ、と肝に命じました。
今作は選評見ると、受賞時から少し改稿してるみたいだけども、それも参考になるし。
日本ものを書くのは初めてとのことですが、すごくよく書けてると思う。陰陽道の考え方も面白いし、数にこだわるっていうのもいいな。数って古今東西、神秘なものだし。
キャラがいろいろよかったな。玲雅さんはカタブツな感じ、蘇芳は従者枠として及第点、覗き魔ちゃんはアホでかわいいし、立花ないしのかみは楽しいし(源氏物語から取ってるよね)、何気に左大臣の裏表ありつつ力がある感じも好き。
術のことなどは、鬼舞のパクリじゃんみたいなとこもあるんだけど、まあ陰陽師だしゆるせるかなあとも思うけど。
コメディ具合がちょうどいいし、ほどよく謎ときもあり、持てるもの持たざるものというサブテーマなんかもよかった。
きちんと人間とかその人の持つ哲学とか書けてて、素晴らしいなぁと。
あとがきみても、作者さんの人柄がいいんだろうなぁと思います。出版はチームプレーとか書いてて。
あと、このロマン大賞では、他に2作が二次まで通ってるし、その前回も3作は応募してるみたいだし、多作な人ですごい。たくさん書いて力をつけられたのだろうなぁ……わたしもいっぱい書かなくちゃ! -
平安時代の女の子が男装して陰陽師になるストーリーだと思っていたのに、まさか長屋王について調べる事になるとは思いませんでした(笑)。
他作新の『藤陵学院の花嫁』同様に、日本の歴史を古事記や日本書紀から勉強したくなりました。 -
あとがきにもあるように、いろいろな話がてんこもり。
盛り込めるだけ盛り込んだという感じ。 -
私が、この本を読みたい理由は、他の人の感想が、おもしろかったからです。
私は、早くこの本を読みたいです。