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みんなの感想・レビュー・書評
(12レビュー)数年前、「マイナス・ゼロ」を最初に読んだときから、広瀬正は大好きな「SF作家」だと思っていた。その印象は「タイムマシンのつくり方」で非SFの短編を読んでも変わらなかったのに。全集5を読むと間違いに気がつく。「この人、何でもいけるんだ!」 表題作「T型フォード殺人事件」は、タイトルからも想像できるように、ミステリーもの、謎明かしものだ。緻密な描写、どんどん進む展開に夢中で読み進めていくと…… ... 続きを読む »
あまりに完璧を求め過ぎて、私にとっては読みにくいものもある広瀬さんの作品ですが、このTフォード殺人事件は面白かったです。
よくあるミステリーの王道、『昔の事件の謎解き』をしていたら、その事件が目の前で起こった、という設定も新鮮に感じました。
最後の最後にサプライズもあったし、広瀬さんが描く人物像は完璧なようで人間くさくて好きです。
T型フォード―――。なんという懐かしい響きだろうか。T型フォードと聞くと、それがどんな姿をしているか、車オンチの私でさえも大体想像が出来るほどだから、その名称と形状とは広く人口に膾炙していると云えよう。約一世紀前のアメリカで、売れに売れたフォード・モーター社の自動車である。 そのT型フォードクーペが、ある日、泉大三という資産家のもとでお披露目された。泉家の中には、彼の娘のユカリとその婚... 続きを読む »
題作は、SFではなくて、ミステリー。
でも、この人にとっては、映写機も、T型フォードも、きっと、タイムマシンだったんだと思う。
そして、戻りたい時代は1つだけ。あの江戸っ子の気質が残る東京の下町。
ということを「立体交差」を読みながら、感じていました。
表題作ほか2編を収録の中短編集。表題作が素晴らしい。T型フォードでの密室殺人に注目させておきながら、過去編と現在編という枠構造を利用し意外な犯人を演出している。これが昭和40年代に書かれていたとは!!。
広瀬正のT型フォード殺人事件を読みなおしました。以前読んだ広瀬正の文庫を再度読み直しています。広瀬正というとタイムマシンSFのイメージが強いですが、こんなミステリも書いていたんだなあ、という感想です。嵐の山荘で、昔起きた殺人事件の謎解きをしていく主人公たち。しかし、その山荘で殺人事件が起きてしまいます。どんでん返しが二重にしくまれていて楽しめました。
推理・サスペンス・時間もの
他の作品のように、じっくり・もう一度読みたいというより
サラッと読み終わる感じ。
最後に買って、最後に読み終わる。
コレで終わりと思うと、少々物足りなくて
マイナスゼロ~エロス~ツイス~タイムマシンのつくりかた~鏡の国のアリス
とループしそう。
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