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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(575レビュー)
表題作よりA MASKED BALLの方が好きです。
らくがきで会話するという古風な発想は、様々なコミュニケーションツールが発達した今でこそ、惹かれるものがあります。
読んでいて、トイレで誰かと鉢合わせしないかハラハラしたのを覚えています(笑)
初乙一。表題がよかった。思っていた以上に不気味。永遠は恐ろしい。最後の2文が堪らなく切ない。解説の「最後まで正体がはっきり明かされることのない人物」とは、仮面ライダー?世にも奇妙な物語のよう。
夜木の手紙の最後の文章が印象的な作品でした。 彼はこれからの長い時間、孤独と絶望の中で過ごしながらも、きっと杏子との思い出を胸に生きていかなければならないのでしょう。 それは幸せなことのようでもあり、寂しいことのようにも思えます。 どうか神様、夜木を救って下さいと、お願いですから彼を呪いから解放してくださいと、思わずにはいられませんでした。 哀しいですが、優しく胸を打つ作品です。
乙一はやっぱ読みやすくていいな。ホラーだけど、そんなに怖くないので私にちょうどいい感じ。
題名にもなっている天帝妖狐はホラーというより切ない感じの話だったな、夜木さん可哀想だ。
しかし、こっくりさんてどうなんだろう。
信じてるわけじゃないけど、怖いんで絶対しないと誓っている。
表題作の「天帝妖狐」が素晴らしいです。乙一の作品は文庫であれば大抵読みましたがその中でも5指に入るのではないでしようか。
読み始めてまず「こころに似てるな」と思いました。手紙での罪の告白という形式的な点と、それから語り口。そう思った人は多いのでは?
そして山月記のようでもありました。これは夜木が怪物の如き容貌であり、それゆえに人から自ら離れて暮らすところに虎のその後を重ねて読んでいました。
全体的に暗い印象ですが、それでも情景を鮮明に思い浮かべることができるのはやはり乙一の描写力の凄まじさがあると感じた作品です。
「タバコ」の方は現代の話しで、結構軽め。
書き方(表現)が簡潔で、話も面白かったのでサクサク読めた。
個人的には「天帝妖弧」の方が好き。
少し時代背景が古めだけど…言葉が綺麗で(?)とても読みやすい。かなり好きなタイプかも。
ガラにもなく、心の綺麗な人間だけど人間じゃない(?)夜木と杏子のやり取りに切なくなったり…。
オススメ。
学校のトイレの落書が引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL]と、顔中に包帯を巻いた謎の青年の物語「天帝妖狐」の2作品収録。どちらも面白かったけど、私は表題作のほうが好き。徐々に人間ではなくなっていく夜木が切ない…。
表題の天帝妖狐は切なすぎるお話。
4年後に己が死ぬことを告げられ、恐ろしい契約をしてしまう。
決して死ねない。傷つけばそこは魔物の体と入れ替わってしまう。
得体の知れない存在と接してくれる人間など居なく、
温かなヒトと出会っても別れなければいけないことが起きる。
彼はこれから、孤独と共にどうやって過ごしていくのだろうか?
いずれ彼の目の前に、人間の姿を得た早苗がやってくる?
高橋留美子の人魚シリーズの彼らのように、
命を絶てる手段があればいいのに。
うん…すごく面白かったかな 表題作の天帝妖狐好き!夜木さんいい人だよ…最後はちょっと悲しかったかな…。 A MASKED BALLは先が気になって読み進んだけど、犯人が誰なのか途中で気がついちゃったかな。でも面白かったです!
乙一さんの作品は、一気に読める。
一緒にはいってる「MASKED BALL」のほうが好き。
発想がやっぱり違う。そういうところ、本当に乙一さんの魅力だし、力だね。
(裏表紙より)
とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を...
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