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みんなの感想・レビュー・書評
(49レビュー)80年代に、国交もないコンゴへ行って、いるのかどうかも分からない「恐竜」を探す話。 ここのところ、ずっとヘビーな本ばかり読んだので、アホな本が読みたくなったのだ。。。期待を裏切らないアホさ加減! ネットもない時代に、少ない情報を集め、フランス語や現地の言葉まで勉強し、アフリカと手紙をやりとりし、現地では濁り水を飲み、ゴリラやチンパンジー、その他あらゆる野生動物を食べ、変な虫やら病気にやられ、結... 続きを読む »
早稲田大学探検部がコンゴの奥地に住むと言われている伝説の怪獣ムベンベを探しに行くという冒険記。
すごく面白い。
実際に冒険に出るまでのあれやこれやとか、冒険に出てからの現地でのあれやこれやとか、まさに経験者でしか分からないことが様々描かれていて、これを読むと冒険心が刺激されてしまうこと間違いなし。
現地の言葉を事前に習得していたり、各種有名企業からスポンサーを募って機材を準備したりとか、事前にできることはやろうとして、けっしていきあたりばったりではないところとか、すごい。
こういうことに魂を奪われる時って誰にもあるでしょうが、それが本になって沢山の人に読まれるということがすごいと思います。
太古の昔からコンゴ奥地の湖に棲息するという謎の怪獣・モケーレ・ムベンベ発見を賭け、赤道直下の密林に挑んだ早稲田大学探検部11人の勇猛果敢、荒唐無稽、前途多難なジャングル・サバイバル78日。子供の心を忘れないあなたに贈る、痛快ノンフィクション。
早稲田大学探検部が未知の生物を探しにコンゴに行く。後先考えなしの受け狙いかと思うような設定ですが、スポンサーを見つけ、現地の言葉を勉強し、実行までに万全の体制を整えようとする彼らの姿、現地でのたくましさはまぶしいほど魅力的です。時には大笑いしながら、時にはほろっとしながら読了。これだから高野さんの本は止められません。一番心に残った言葉は、田村さんの「自分を守ってくれるのは両親」かな。あの状況に耐えた田村さんだからこそ言える言葉だけれど、こんなに気持ちを率直に表現した言葉に出会えたのはもう一つの収穫でした。
著者が大学生の時に所属していたサークル「探検部」での体験を綴ったもの。こんな大学生時代を過ごした人たちがいたことにジェラシーを感じて欲しい。レドモンド・オハンロン『コンゴ・ジャーニー』(新潮社・2冊)も併せて読むと楽しさ倍増。(2011:濱田寛先生推薦)
最初、「なんと無謀な…」と思ったのですが、「ムベンべを探す!」と決めてから、コンゴに行くまで、その下調べから現地との交渉、下見などにかなり時間を割いています。
ただの無鉄砲ではありませんでした…。
大学からも許可を取り、調査機材を援助してくれる企業との交渉など、参加部員それぞれが、役割を負って臨みます。
ジャングル生活は、マラリアや飢餓に悩まされつつも、現地サポーターが狩猟、解体するワニ、カワウソ、チンパンジーにゴリラまで食するようになります。
「ついに解体現場で生唾が湧いてくるようになってしまった。」と言うように、彼らの生きる力には敬服します。
最後に、隊員の一言コメントが載っていますが、みなさん懲りていないところが、素敵です。
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なぞの珍獣「ムベンベ」を探しにジャングルなどを探検する話です。無人島でも役立つ知恵がつまってますよ!!
(琉球大学 学部生)
メモリークエスト、世界のシワに引き続き、同じ著者の原点とも言えるムベンベを本棚から引っ張りだして読んでみた。読み返してみると、当初から破天荒なノリで突っ走っているのが良く分かる。他の著作と比べると文章が若干固めかなぁとも思った。(ほんとうに若干だが)それにしても本当にこの人のモチベーションと推進力には感心する。
ブクブク交換会(2/15、新宿 Be Wave、テーマ「旅」)で採り上げられたお勧め本。 これまで、探検ものでは、椎名誠や植村直己、新田次郎や南極探検隊の本を読んだことがありますが、これはそれらよりももっと体当たり的で「とにかく探しに行ってみよう」という気持ち一つでアフリカまで行った青年たちの記録です。 早稲田大学の探検部について知りませんが、その世界ではかなり有名なんですね。 プ... 続きを読む »
最初の探検部の会議のシーンからスタートするこの物語は、ずんずんと若者のパワーで引っ張られていき、装備をまとい、人を巻き込み、ついにテレ湖へ私たちを連れて行く。これだけの強い力で、私は20代を生きて来れただろうか!人生もったいないことした!そんな気持ちにさせられる。巻末に宮部みゆき先生が「うらやましい!」と書いているが、まさに同じ気持ち。高野先生の青春の端っこをおこぼれで本棚に頂いた。大事な一冊。
私が天才・高野秀行を知った作品。
彼を読むまで私は、冒険紀行文の最高峰は椎名誠だと思っていたが、そのヒエラルキーが変わった。
椎名誠がもっとも“プロらしい”ネイチャー・ライターだとしたら、高野秀行はもっとも“アマチュアっぽい”天才ライターだと言えると思う。
高野秀行さんの本は何冊も読んだが、幻獣というタイトルが荒唐無稽だったのでしばらく読まずにいたが、あんまりいろいろ読み感化されてきたので
処女作も読んでおこうと思い読んだ。
学生時代から語学の学習能...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

