みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(17レビュー)河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人...。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。
10年以上前のアマゾン紀行。著者は早稲田大学探検部を卒業したばかり。アヘン王国への潜入や、西南シルクロードを踏破するずっと以前の話である。
フリーカメラマン氏とアマゾンの最河口からペルーの山奥の源流までを普通の船を使って遡る。しかしまあ普通に遡っているようで、あちこちに立ち寄っては数週間ずつ費やしてジャングルクルーズや、少数民族を訪ねていくものだから、遡行するのに結局4ヶ月かかっている。旅そのものは、たぶんなんてことはない。アマゾンを個人で旅しているものはみな同様の経験をするのではないだろうか。本にする才能だけが違う。
後の「アヘン王国潜入記」などに続く原点を見ることが出来るような気がする。
2009.10.6読了。
アマゾン河を遡って旅をし、
最期には源流のミスミ山を目指す冒険記。
地球の歩き方の旅行ガイドとして発注されたが、
旅行記になってしまったという作品だ。
逆ルートで旅をした友人との再会シーンでは、
「なぜそんな事に!」とびっくりな登場のしかたで
笑ってしまった。
やっぱり面白い。<br />特にペルーからアマゾン入りした後輩が合流したら行商人になっていたくだりは最高だ。<br />また、アマゾンの一部で信じられているブードゥー教というものにも興味が沸いた。
題名通りアマゾンを遡った旅の記録。目的地は大アマゾン河の源流”ミスミ山”。目的地”ミスミ山”への到達は、感動させてくれる。が、私のオススメは、「日本人の行商人に会った話」。とにかく読んで欲しい。
<河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人…。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。>
2007/4/10 高野秀行の本を1冊ずつ追っかけてます。というわけで、これはアマゾン川を源流まで遡っていくという内容。高野氏が、原住民が文明(?)化していく過程について「古さより新しさ、長い時間より短い時間が尊ばれる時代」と言っていたのが印象的だった。それと原住民の人が食料が無くて困っているという話について訳を聞くと「散弾銃の弾が買えないから」であり、それまで狩りで使われていた吹き矢は「鉄砲が入ってきたから、やめた」ということだったというのが印象的だった。
辺境作家 高野秀行さんの 初期の紀行文である。
河口から源流に向かってさかのぼっていくのだが
適当な力の 抜け具合と そこで何が起こっているのか観察する眼力はさすがだ。
ただ も...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

