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みんなの感想・レビュー・書評
(798レビュー)石田衣良3冊目。最初読んだ時ねじまき鳥クロニクルの話に似てるなーって思ったけど、まぁやっぱ最初だけで、後はほとんど違った。ただ、主人公が今まで一匹狼みたいな感じで、なんのことにも興味なさそうなイメージを受けたが、意外に、ホイホイ何でもするなーって思った。まぁもちろん主人公がなんかしなきゃ始まんないけど、キャラ設定の割に・・・っていう感じだった。もう少し人物が作りこまれたらもっと引き込まれていたと思う。ただ、つまんないってわけじゃなく、俺は普通に面白いと思った。
内容は過激だけど、決してそこだけ悪目立ちすることなく、面白く読みました。
人が持つ、様々な欲望…マイノリティと思っていることでも、実は多くの人が内面に抱えているのかもしれないなあと思ったり。
欲望に対して貪欲に、素直にいられるのなら、歳をとるのも悪くないなあなんて思う。
主人公のリョウ、素敵な男の子でした。
こんなセックスの形もあるのかと、面白半分で読み進めた。
でもいやらしすぎず、透明感のある小説。
恋愛もセックスも十人十色で、でもどこかで共通点があるんだなぁ、そんなことを考えさせられた。
題名からしてドロドロとした欲望にまみれた人間模様が描かれているのかと思いきや、静かな印象を受ける文章でした。主人公が体を売る商売を通じて、人間の弱さやゆがんだ性癖を静かに受容していく姿が印象的でした。ただ、結末部分には少しひっかかるところがありました。
いわば現代の男娼。
でも、やらしさよりも、透明な空気感が漂っていて、ありえない設定の上に変態志向の女性ばかり出てくる割には、淋しさや空しさ、欠落感を共感してしまえる。
何度も読み返す種類の小説ではないけれど、‘あぁ、こういう本もあるんだな’と、何か発見した気分に。
十代の男の子が娼夫になる。
毎日を平凡に生きていて、女性を信じられずにいた少年が、年上の女性の欲望の不思議に魅せられていく。
罪なことだとは知りつつも、深みにはまっていく。
世の中には色々な人がいる。その欲望もさまざまで、普段はそれらを大体は隠して生きている。
それを間近に感じた時、人はどんな風に変わるのだろう。
女性や男性の様々な欲望の形が、それに至るバックグランドや内面が丁寧に描かれていて、エロチックであると同時にとても興味深かったという印象。
娼夫を自分の生き方として探求し、選択していくリョウ。
その飾らない普通さにプロフェッショナルを感じた。
終わり方も良かった。
初石田衣良
思ってたよりも読みやすい文章。
話は、村上春樹をねらってるのかと、ちょっと思った。
男性が女性に性を売る話。
女性は幅広いと思います。
これも図書館にあったので何となく借りてみた本.
「20歳の売春夫」のお話.
テーマ自体は面白いと思ったけど,どうしても性描写が多すぎて,個人的には苦手だった.
好き嫌いが別れる小説だと思う.
本作者の著書に初挑戦。
個人的には、文体に癖もなく、読みやすいと感じた。内容はタイトルの表す通りな感じで、『娼年』のひと夏を綴った小説。
最終的な主人公の決断はちょっと意外な感じがしたけど、作品を通しての世界観を鑑みるとむべなるかな。
続きの世界とかも、自分なりにちょっと想像してみました。
うーん。基本的にはほぼ官能小説。
娼夫となった主人公の心の動きを通して、他の登場人物の心を描いていて。
それはそれできっと文化的な価値もあるのだろうと思うのですが、いかんせん描写が生々しくて。
さくっと読めるし、おもしろかったのですが、ちょっとしっくり来ない部分もありました。
「娼婦」と「少年」を掛け合わせた言葉「娼年」。名前通り一人の男の子が娼夫になっていく様子を描いた作品だ。様々な女性を抱き手慣れていく主人公の姿も面白かったのだが、様々な性癖を持つ女性達も大変魅力的だった。あまりにも生々しいので、同じ女として「こんな風にオーガニズムを達する女性が果たして本当にいるのだろうか」と疑問に思えてくる。 一番印象的だったのは、イツキという女性。彼女は自分のおしっこをす... 続きを読む »
好きなタイプの作品です、主人公の観察眼やちょっとだけ回りくどいけど繊細な言葉たち。
大崎善生さん作品の人生観に通ずるところがあります。
どう終わらせるのか、途中から不安になりましたが、まぁ妥当な終わり方です。
でもそれがいいんです。
2010/07/29
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