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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(487レビュー)
BOOK OFFの「お勧め本コーナー」にて200円で購入。
著者の本田孝好さんのことをこの本を通じて初めて知りました。
大学生である主人公の神田は病院で掃除夫のアルバイトとして学費を稼いでいる。その病院には「死が近い患者にだけ、死ぬ前に願いを一つ叶えてくれる男がいる。」という噂があった。
ある末期の患者の願いをかなえたことから神田の元に患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。
という話である。
一人一人の患者とのストーリーがACT1 ACT2 ACT3 と別れており、話が繋がってはいるものの簡単な短編集としても読むことが出来、ちょっとした時に読むのに最適であった。
「ひとは人生の終わりに誰を想い、何を願うのか。そこにある小さいけれど確かな希望。静かに胸を打つ物語。」(本著より)
私の愛読書のひとつです☆
末期の患者のあいだでしか広まらない「必殺仕事人伝説」
死ぬ間際の人間の願いをなんでも叶えてくれるという黒衣の男がいるという噂だ。
それがひょんなことからねずみ色の作業着をきた掃除夫へと変わり、主人公である神田クンが色々な願いを叶えていく…
読む度に考えさせられる。
自分だったら何を願うのだろうかと…
そして神田クンドライでカッコイイので惚れそうになります…
人は死に際に何を考え、何を望むのか。 最後に会いたい人、やっておきたい事、言っておきたい事、この世に残しておきたい事… もし、本人の最期の希望が「安楽死」であったら…。 『現代医療は進歩しすぎて、人の生きながらえる期間を延ばしたと同時に、苦しめる時間も増やした。 だから、現代医療の力でその苦しみから解放してあげるのも医者の義務。』 こう話す作中の医師の話にも頷ける。 しかし、人は一人で生... 続きを読む »
テーマ:死ぬ直前、人は何を思うのか。
健康な若者が患者それぞれの人生、抱えている思いと
向き合っていくうちに、気持ちが揺れ動いていく。
全世代の悩み、思い、叫びが聞こえてくるようだった。
随所にいろんなものが散りばめられていて、
何回も読めば読むほど楽しめると思う。
現に、レビュー書いているうちに、ものすごい作品だと気づいてきたしw
すごく静かで素敵な作品だった。
『死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら……』
本多先生の本は久しぶりな感じ。
MOMENT、何気なく古書店にて手に取った本だったんだけど、短編集であり、つながりもあり、という感じの本でした。
ジャンルはなんだろうな…いろんな気持ちにさせてくれる本、です。
「FIRE FLY」がいちばんよかったかな。。。
切ないね、いろんなことが。歯がゆい、か。
(Dec 30, 2011)
実は2回目。
好きな理由はよく分からないけど、やっぱり好き。
色んな言葉が、すんなり入ってくる。
全体通して、クサイけど、私の苦手な「やらしさ」(=これみよがしな説教)が文章に少ないような気がする。
また読みたいと思う、めずらしい本。
死を間近にした患者の願いをかなえてくれる必殺仕事人伝説。
死の怖さを感じるには少し弱く、希望があるわけでも、報われるわけでもない。
それでも死を前にした人の願いはやっぱり切なく、その人のために何をしていいのか分からなくなる。
正しいことなんてないのなら、もう自分が納得できるかどうかで判断するしかないのかな。
ある病院で語り継がれているうわさ。
もうすぐ死が近づいている患者のところに、黒い服の人が現れ、最後に1つだけ願いを叶えてくれるという。
それがいつからか「黒い服」が「清掃夫」に代わり、たまたま清掃員のアルバイトをしていた大学生が1人の患者の願いを叶えたことから、更に語り継がれ・・・
この大学生がいくつか頼まれごとを引き受けますが、一人ひとりの願いが叶えられ、安心して天国に、という話だと思って読んでいたのにそうではなく、読むごとに切なさが増していった。
最後に出てきた男性は、ちゃんと家族と向き合えただろうか。
そして、死の直前はどんなことを考えるのだろう。
私もいつどうなるかわからないけど、ちょっと考えた。
2011/12/03再読。
独特な言い回しとかちょっとクサイ台詞とか、鼻につくけどそれさえも何とも言えない作品を雰囲気を醸し出している一部なのかもしれない。むしろ途中からクセになって、普通の台詞じゃ物足りない気さえしてくる。
普段から自分が死ぬことを考えて暮らす人はそうそういないと思うけど、この本を読むと死ってやっぱり怖いです。死にたくないって思うのはまだ私が若いからなんでしょうかね。
本多孝好さんはつでした。
読んだのは確か高校の時。
語り口調がすごく好きです。関わっているのにどこかその出来事が遠い思い出のようです。でもしっかり現実のことはみている。何度読んでもたまりません。
(裏表紙より)
死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら……。病院でバイトをする大学生の「僕」。ある末期患者の願いを叶えたことから、彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。恋心、家族への愛、...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

