みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(15レビュー)いや~~、久しぶりに船戸与一らしい「船戸節」を堪能しました(^^)。 世界中を飛びまわって精力的な取材活動を続ける著者。小説の舞台もいわゆる「第3世界」がほとんどだったわけですが、「第3世界」という言い方自体が過去のものになりつつある「東西冷戦」構造の崩壊以降、著者自身もこの本の帯で述べているように、「物語を書きにくくなった」のは確かなようです。 この事を私自身は、著者がこの世界の現実... 続きを読む »
うーむ。この本のジャンルは一言ではいいずらい。読んでいると何か自分自身が物語に深く入り込んでいくことに気づく。いつか読みたいと思った作者の一人ではあるがこれほどとは。主人公はフィリピンの文明とはかけ離れた離島に暮らしながら日々の生活に対してさまざまな経験をしながら成長していく様を描いている。13歳~15歳多感な年頃をこれほどまでにうまく描き切るとは。虹の谷には美しい自然だけはなく人の精神や魂を浄化する何かを秘めているに違いない。次に作品もぜひ読んでみたい。
結構分厚い本なのに、短時間で読めてしまった。
こういう「冒険小説」というジャンルは若いときに読んだっきりで、ホントーに久しぶりだ。
結構面白かったけれど、歳を取った今はこういう矛盾だらけの小説は時間つぶしとしてさえも、時間がもったいない。
どこかに連載していたのだろう、同じ説明が何度も繰り返されるのが煩わしい。
そして、案外語彙が貧弱だ。
何か劇画タッチだなァ~と思ったら、例の「ゴルゴ13」にも別名でストーリーを提供しているとのこと。
マア、子供向け(精神的も含む)ですな。
これで直木賞???
長編小説。読み応えたっぷり。 読み終わった今でもまだ、興奮中。 ジャピーノ(日比混血)である主人公・トシオの成長が13歳から1年ずつ15歳まで、3章に分けて書かれている。 雨季になると真ん丸い虹が「虹の谷」という奥地で見ることができる ってことが書かれているが、舞台となっているのは5月(乾季)であって、 まだ見れない季節ってことになる。 読み終わった後で小説にも出てくる「光輪現象」を調べてみ... 続きを読む »
2009/02
【第123回直木賞受賞作】
船戸的直木賞作。舞台在菲律賓,寫トシオ・マナハン 混血兒少年的冒險和成長故事。
這本書實在太好看了,雖然是從市圖借的,將來一定要買一本收藏。讀了這本書,對這位作者相當有好感,想讀更多更多他的作品!
セブ島で祖父と暮らす少年トシオ。生活は貧しいが、彼には闘鶏用の軍鶏をチャンピオンに育てる夢がある。しかし、彼しかしらない「虹の谷」への道のために、巨悪と対峙する羽目に陥る。少年の夢、そして知る、別れ、挫折、怒り、誇り、愛、そして希望。少年は男へと成長していく。
2005/10/・ 読了(友人の紹介・小説)
フィリピン・セブ島に住むトシオ・マナハンという日本とフィリピンのハーフの男の子(物語の中ではジャピーノと呼ばれている)が主人公。彼の13歳から15歳までの3年間を、彼の視点にて綴る物語。強い軍鶏を育成するたことを目標とし祖父と生活しながらも、改革や革命を望み戦い続ける大人たちの争いごとに巻き込まれていく。大人の私欲に満ちた思惑や理不尽な行動を目の当たりにし揉まれながらも、真っ直ぐに力強く生きていき、一年毎にたくましく成長していく姿が好ましい。
トシオ・マンナハンの13歳から15歳までの物語。過酷な現実と対峙し、勇気と誇りを胸に生きていこうとする少年の話。心揺さぶられる作品です。
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/blog-entry-41.html
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

