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オートフィクション についての感想・レビュー・書評


みんなのレビューページ

オートフィクション  422人が登録 ★3.20

著者: 金原 ひとみ 
集英社 / 単行本 / 264ページ / 2006-07-05
ISBN/EAN: 9784087753646
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評価平均: 3.20
登録数: 422
レビュー数: 100
価格: ¥1,365

みんなの感想・レビュー・書評

(100レビュー)
sauntererさんのレビュー 1

蛇にピアスを読んで大変注目した作家。
今作に書かれている女性も上記作品の主人公と似通った世界観で生きる人ですが、作品自体は「蛇にピアス」にあった今日性が失われているという点で非常にありきたりなものとなっています。こういう作品は小説ではなくギャルや風俗嬢の自伝でも読んだほうが、作者が書かんとした女性の精神性に迫れるでしょう。文学的な意義がないと感じました。

2012-01-27 | コメントする»
suzukimarinoさんのレビュー

「ねぇねぇ見て見てー。すごーい」 「ほんとだ。すごいね。」 「何それもっとちゃんと見てよすごいんだから」 「うん」 「すごーい」 真っ青な彼の手を取って、窓の外を見つめ続けた。どんどんと上昇していく飛行機の中から見えるオレンジ色の街灯に向け、心の中で祈り続ける。来年も、彼と二人で結婚一周年旅行が出来ますように、と。 最初すっごい違和感を感じたんだ。 何この幸福感いっぱいのスイーツみ... 続きを読む »

2012-01-04 | コメントする»
さんのレビュー 5

金原ひとみの小説に出てくるひとはみんなよく似通っているなァと思った。
あんまり考えない女。
あんまり考えない、というのは、幅広い視野で物事を多角的な面から考察しない、ということ。悪い意味じゃなくて。
ただひたすら、狭くて限定的な自分だけの世界に没入して、妄想をする女。
深くて底無しの、穴の中に、女はもぐりこんでいく。

べとべと、ぎとぎと、の生々しい肉壁の隙間に頭部と肩をめり込ませるようにして、女は内側へともぐこむ。
誰の声もきこえない。誰の干渉もゆるさない。誰のこころもひびかない。
肉壁一面に殴り書きされているのは、
「死ね」という絶対的な二文字ばかり。

というそんな感じの疾走するオートフィクション。死ね。わたし死ね。

2011-12-02 | コメントする»
teluzoさんのレビュー 3

おもしろかった!露骨さが好き!

2011-09-29 | コメントする»
fumicooさんのレビュー 4

自伝的小説らしい。
この作家さんのはどれを読んでも「自伝的な作品なのか?」と思ってしまうのだが。

もはやコメディタッチな語り口調が軽快で良かった。
持ち味が出ていると思う。

自分とは全くリンクすることのない、異次元の世界を垣間見るような気分で読了。
あ、でも好きな人に対する不安感とかにはちょっと共感した。
恋するオンナは皆同じ。

2011-09-15 | コメントする»
peppi512さんのレビュー 4

若い女の「イタさ」が、年齢ごとによく描き分けられてる。思い出って綺麗に脚色されがちだけど、今が昔のままでないのは、昔が捨てたものの集積だから というのをよくわかっている作者なんだと思います。いやー私は戻りたくないわ。こういう思考だった頃には。

2011-09-11 | コメントする»
40nshionさんのレビュー 5

全体的に超共感出来る私は全然正常。

2011-08-22 | コメントする»

流行り物は好きじゃない精神からこの人の作品は読んだことなかったけど、新聞広告で見かけて気になったのでよんでみました。「オートフィクション」は自伝的創作って意味らしく、恐らく作者はこんな半生を送ってきたんだろうなー。

かなり過激で、ついていくのがやっとでした(汗)
それでも、主人公のリンにシンパシーを感じて、あっという間に読んでしまいました。特にシンに対する感情は、読んでて何度も頷いてました・・・まぁちょっち極端ではあるけど^^;

リンは愛する人の全てが欲しくて、自分の何もかもを掛けてその人を愛することができる。破滅的な世界の中でも、そんなリンの必死なまでの一途さを感じました。。

全体的に、言葉が感情についていってなくて(決して語彙が少ないわけじゃありません)ありったけの言葉をかき集めて表現しようとしている感じ。それがまたリンの必死な姿をひきたたせていました。。

2011-08-07 | コメントする»
shiosaitonekoさんのレビュー 3

 相変わらず衝動的だ。主人公の女性作家が書いたオートフィクション=自伝的創作が物語の大部分を占めている。このオートフィクションがまあ壮絶だね。壮絶なシーンをさらっと描いてしまうとことがさらに壮絶。
 主人公が自分の性器と「対話」する場面があるんだけど、それがやたらと印象に残った。こんな場面を描ける作家は滅多にいないと思う。

2011-07-24 | コメントする»
ミナミさんのレビュー 4

金原ファンとしては、評価というよりもただ興奮してしまう。全ては彼女の脳の中に、計算されて生まれてきたもののようにさえ思う。人に勧めることはないが、彼女のベースである「異色」を存分に利用した素晴らしい作品だと思う。

2011-07-14 | コメントする»
yamabukiさんのレビュー 3

最後の章の、高校時代?にパチンコ屋に勤める借金男と同棲して、
浮気してDV受けて部屋に監禁されて…
という話は、別の作品でも読んだような気がする。
だけど、その別の作品よりもこなれていて読みやすくなってたような。

メンヘラ、自傷、刹那的、自滅的、気が強くてすれっからし…そんな女の子が
作家になって、編集者の男性と結婚して、
ベタベタに甘えて依存する女性になってた。
ある編集者が、自伝っぽく感じさせるフィクションを書きましょうよと持ちかけ、書かれたのがこの小説…というメタ小説のかたちなのが面白い。

2011-06-13 | コメントする»
あいちゃんさんのレビュー 4

けっこう好きかも。超妄想で脳内会議を繰り広げるリン。狂った人が書かれてるかと思うけど、みんな抑えてるだけで全部取り払ったら同じじゃないかな。自分の中に何人も自分がいるとか。少なくとも私は共感する部分があった。強烈に愛を求めている人なんじゃないか。決して飢えているのではなく。

2011-04-29 | コメントする»
粒焼きさんのレビュー 3

本一冊が本になりきってる感じ。うまく言えないけど、表表紙から裏表紙までオートフィクション。中身だけが本になってるんじゃなくて、存在が本。うまく言えないけど(笑)この話の中で出来た創作風味の自伝こそがこ... 続きを読む »

2011-04-07 | コメントする»
maimaicatatsumuriさんのレビュー 5

胸が痛い。むねがいたいよう・・・・ 現代から遡っていくまるで映画のように並行しているかのように。 一人の女のオートフィクション。 さかのぼればさかのぼる程痛くなるのはなんでだろう。 そして、何度でも何度でも人は再生して、それって15歳の頃に彼女が望んだこととはなんて真逆にある行為なんだ。 彼女はその時、その時でいかに生きていることに深みを残していることか。 全部その刹那がすべてで、その... 続きを読む »

fav
2011-02-19 | コメントする»
maicosmopolitanさんのレビュー 4

分裂病患者のような文体は、創作なのかガチなのか。 さいきんこの人の新聞連載が好き。子育てにまつわる反社会的な発言が新鮮。

2011-01-21 | コメントする»
wattawataさんのレビュー 4

どうだろう。
それが読み終わった最初の感想で、
それから今度ばかりは金原ひとみにハメられなかったぜっていう安堵。
ストーリー展開は蛇にピアスに一票、
技巧的でハメられた圧倒力はAMEBICに一票。
いやしかしこれは自伝小説を模し過ぎてて、
ちょっぴり彼女の父親を知らなければうっかりハマるとこでした。
読みやすさは向上してましたよ♪
あとあの尋常じゃない女心は妙に共感できる。
色々パロディして作者遊んでたし☆
てかあれガチで書いてるの?
あれ彼女の何割の力なの?
ホントはどんだけなの?

って思ってる限りあたしは彼女にハメられ続けるんだろうか。

2011-01-16 | コメントする»
mikitakechuさんのレビュー 3

こういう生き方、愛し方をするのって体力使うんだろうなぁ…。
なんとなーく日常を過ごしている人達とは比べ物にならない程
「生きたい」って気持ちが強いんじゃないかと思った。
個人的には、22才の章の飛行機の場面がクスッと笑えてお気に入り。

2011-01-10 | コメントする»
remixertさんのレビュー

自律という言葉がある。世間を渡っていくためには大切な概念だろう。特に大人にとっては。だけど…成熟していないのに無理矢理世間に送り出された子どもに、自律を求めるのは酷なのではないだろうか?本当は自律を、大人たちが教えなければならないのではないだろうか? 自律していない人は、何かに依存する。依存はロクな結果を生み出さない。考えてほしい。自分の頭で考えず、依存対象の頭を追いかけていて、そこに本当の... 続きを読む »

2010-10-20 | コメントする»
眞子さんのレビュー 3

この人の話の中では一番好きじゃない。シャアが好きだったな。

2010-10-02 | コメントする»
ミムラさんのレビュー 4

新婚で作家をしているリンはシンのことが大好きで大好きで
いつも一緒にいたくてそれ以外の人は全く信じていなくて
他人を心の中で一人で疑って常に死ぬ気で生きている。
シンが抱えているトランクの秘密を気にしないように
スミス・スミスのせいにしたりノンストップ溌剌レゲエをかけたりする。
そんな彼女のオートフィクション。

この本は殺傷力があります…夜1人で読んでたらずーんとした。
女の依存性とかヒステリーとか男の身勝手さとかぐちゃぐちゃ。
でもリンは決して頭悪いわけじゃないんだよなぁ。
駄目な男は自分から切れるし相手の行動わかってて動いてるし。
ただ感情的なのと内省的なのが「女」という感じです。
好きな話ではないけど影響力が強い。

2010-09-20 | コメントする»
さんのレビュー 2

自伝でないようなそうでないようなそんな感じの話
私には合わなかった

2010-08-01 | コメントする»
じょんさんのレビュー 3

読んでると悪酔いする。
綱渡りみたいな思考回路をたどって、ばかみたいな現実の中で漂って、
少しずつ形を変えていく。
ぐにゃりとゆがんでる。わかってる。

2010-08-01 | コメントする»
なつさんのレビュー

久し振りによんだ金原ひとみさんの作品。やっぱりすごいあくが強い。読んだあとには、悪酔いしたときのような飲み込めない気持ちが残りました。

2010-05-20 | コメントする»
sakiさんのレビュー 3

狂った女を描いているのだろうけど、実際私こういうめんどくさいタイプだからかなり共感してしまって、自分が怖い・・・
けどここまでなのに、どうやって好きじゃなくなれるんだろう?
おしえてー!

2010-03-30 | コメントする»
kiiさんのレビュー 3

蛇にピアスに続いて2作目の金原ひとみ。

支離滅裂なようで、読んでてちゃんとついていける。金原さんの脳内にトリップしてるみたい。

2010-02-24 | コメントする»

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