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みんなの感想・レビュー・書評
(40レビュー)
挿絵が綺麗な大人向けの絵本で、内容は飛べなくなったコアジサシの話。
初めてこの本に出会ったのは小学生の頃。
あれからもう10年以上経ち、読み直してみることにした。
人生に立ち尽くしたときに読み返したいと思った。
「本質に気づく」ということ。
慣れてしまった目では、見えないものがある。
それが見えたとき、本質が見えたと言えるのかもしれない。
また、そこにはなくても存在するものがある。
それに気づいたとき、やはり本質に気づいたと言えるのかもしれない。
季節が変わっていくシーンの絵が秀逸。
自分にとっての当たり前が他の人にとっての驚くべきことかもしれない。誰かにとっての当たり前が自分にとっての驚くべきことかもしれない。
■書名 書名:リトル ターン 著者:ブルック・ニューマン イラスト:リサ・ダークス 翻訳:五木 寛之 ■概要 飛べなくなった鳥。すべては失われた。今までの生き方は残っていない。 仲間たちとはなれて、ひとりぼっちの旅が始まった…。 (From amazon) ■感想 売れていた当初に気になっていましたが、結局読まないままでした。 今回、ブックオフでふと見つけ... 続きを読む »
挫折は多かれ少なかれ誰にでもあるものです。ところが本当に大きな挫折となると、人生でもそう幾度とあるものではないんじゃないでしょうか。この本はそういった大きい壁に当たった人の為の本だと思います。 この本は読み終わるのに時間はかからないけど、考えさせられる本でした。 "光がなくてもそれでも蝶は美しいのだろうか?" ・・・光がなくても蝶は形を変えるわけではあ... 続きを読む »
なにがきっかけなのかはわからない
ある時から、世界がまるで違ってしまった。
知っているはずのものが、かなたの幻となり、未知の世界が目の前に広がっている。
こまったな。これからどう生きればいいんだろう?
そんな小さな鳥のお話。
人は学んだことしか見ることができない。けれどつねに学び続けることができる。
淡いタッチで描かれた挿絵が素敵。
ある日突然飛べなくなった”アジサシ”。生活が全く変わってしまったアジサシが日々の生活・出会いを通して”生きる”と言う事を学んでいく。
自分にとって何が大切なんだろう?そんな素朴な疑問がふつふつと沸いてくる本。押し付けがましくなく、さりげなくさらっと。
落ち込んだときや壁にぶつかったとき、何度も読み返します。
五木寛之さんの訳も好きってこともあるとおもうんですがね。
話自体がすごくやさしい。
すぐ読めてしまうけど「易しい」話ではなくて、ある意味難しいんだと思う。
でも、「優しい」話。
読み終わった後に、自分を信じることがすごく大切なんだって、がんばろうって素直にそう思えるんです。
ある日突然飛べなくなったアジサシという鳥の物語。
苦しみの中にいる友達に、必ずと言っていいほど薦める本。
絵もとても綺麗で、内容とともに心を癒してくれる。
壊れたんじゃない。失くしたんじゃない。
ただ、今は見えなくなっているだけ。
何かに囚われて苦しんでいたり、
目の前に靄がかかってもがいている時、
そっと取り出して読み直したい本です。
2008/05/06
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