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みんなの感想・レビュー・書評
(63レビュー)
2006年4月出版。
2004年から2007年発表。打ち切りとして終了。
佐藤大輔原作「皇国の守護者」シリーズのコミックス版。
第二章「光帯の下で 4」から第三章「許容も無く慈悲も無く 1」まで収録。
すべてが上手くいっているとおもった最中の悪報。
「真実とは時に恐ろしいものだ」とし、思わず天に乞うほど。
とうとう追いつめられた状況で、しかし高揚する気分を不思議とする新城の心の機微が、紙面を通して伝わってくる。
そして戦中とはいえ、はにかむように笑う漆原の表情は、年相応といった感でなにか切ない。
今回は敵兵の生い立ちやら、バックグラウンドも多く描いていたので、個人それぞれに見た目はともかくいろんなものを抱えているのだとしみじみ思ったり。。
人間臭い、当たり前の感情が素直に描かれていて、醜いなあ、と思う反面、当たり前だよねえ、なんてまたしみじみ思ったり。
次はどうなるんだったかな。
〈皇国〉軍・独立捜索剣牙虎兵第十一大隊は、絶望的な状況で後衛戦闘を続けていた。新城の奇策で〈帝国〉軍を足止めするも、不利な状況は変わらず…。
カミンスキィさんの過去が意外にもめっちゃ過酷だったー!
勝手にいいとこのお坊ちゃんで、騎士としても優秀とか思ってたらば…敵味方例外なく皆さん苦労してらっしゃるのね。
善戦してるかと思いきや、そのカミンスキィさんにしてやられた件。
隊を2つに分けるとかまたさらに絶望的な状況に…。ほんとどれだけ追い詰められるんだこの人たち。
2010 4/7読了。WonderGooで購入(古書)。
なぜか3巻だけ抜けていたので購入。
本当、コミックスが第一部だけで終わってしまったのは惜しいよな、とあらためて思う等。
大隊長となった新城は非情な作戦を取り、帝国の進軍を鈍らせていた。 守りの要を小苗橋に構え、善戦を見せた第11大隊だったが、彼らを奇襲すべく、帝国騎馬隊が川を回り込む。 騎馬隊を指揮するは、帝国陸軍大佐カミンスキィ。彼はその出自から心に強い野望を抱いていた。 今回はカミンスキィ大佐の回想が主な感じで、11大隊を見たい私には、彼らの活躍(?)が減ったようで、イマイチでした。 というより... 続きを読む »
先を心待ちにする漫画のひとつ。
戦争がもたらす狂気があらわれている点が特にいい。
圧倒的に数の上では帝国に劣っているはずなのに、危機的状況を十一小隊が堂々と知略を以て切り抜ける様は爽快。
予備知識なしに単行本の表紙を見て、お試しで買ってみて読んだら中々読み応えがあって面白かった作品です。架空世界で、サーベルタイガーを率いた軍隊の一士官が絶望的な撤退戦を戦い、生き残るために色々策を講じていくお話。
サーベルタイガーが敵にまわると怖い存在だけど、味方であると頼もしいのと、猫のようにカワイイ一面を作中で見せてくれるのが何とも良かった(^^;
冷静であり冷酷である新城が、それでも冷酷に徹しきれない自分と葛藤を繰り返すあたりが好きです。
どんな過酷な状況に陥ろうとも飄々と笑う表情とか、ほんとうにこの作画の人ときたらなんてすれきな描写をするのだろうと感極まります。
ファンタジック和中洋折衷な戦争系青年漫画。
話・絵ともに、非常に完成された漫画だと思います。心理描写・頭脳戦ともに、一度読んだだけでは理解しきれないくらいに深く掘り込まれていて、なおその絵での表現のリアリティや味わい・なにより迫力が素晴らしいです。そして意外と剣牙虎と主人公の愛されるキャラ感が好きです。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

