Rozen Maiden 新装版 7 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088774619

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】
    一応ではありますが幕引き。ここから「ローゼンメイデン」シリーズへと続いていきます。
    「Rozen Maiden」シリーズは特に気に入っているシリーズなので、こうして再び読み直してみると、やはり私を惹き付ける魅力に溢れた作品でした。かわいい人形と残酷な運命。読み始めた当時はこのギャップが好きで読んでいたような気がしましたが、今回はなんだかまた違った感想を抱きました。なんて言うのでしょうか、この本自体が一種の絵画、お人形に見えてくるというか、しんみりと切ない気持ちになったことが多かったです。これもローゼンメイデンの人形の素晴らしいところですよね。理想を当て嵌めることが出来るのが人形ですが、ローゼンメイデンシリーズの人形はマスターに手を伸ばし、助けてくれているのですから。「Rozen Maiden」シリーズは特にその印象が大きくて、励みになったことも多かったので、「ローゼンメイデン」よりも印象が大きいです。ともあれ、美しい漫画でした!

  • シリーズ最終巻でひとまずの締めくくりを迎え、異なる世界戦を舞台に、カタカナ表記の「ローゼンメイデン」シリーズへとつづいていきます。

    金糸雀のマスターである草笛みつが桜田家を訪れます。彼女にその才能を見いだされたジュンは、ドールのドレスを作成し、それが高い評価を受けることになります。このことがきっかけとなって外の世界へ踏み出そうとするジュンですが、そんな彼と真紅たちとのあいだに微妙な齟齬が生じます。そのあいだに、真紅は雪華綺晶の手に落ち、そのことに気づいたジュンは彼女を助けるために行動を起こします。

    世界線を越えてつづいていく物語のゆくえが気になります。

  • とりあえずここまで手に入れた!!
    新装版の装丁がかなり好きです。

    「どんな話??」と人から聞かれる度に、
    「ひらひらふりふりで可愛いお人形さんたちが闘うお話。」
    なんてふんわり答えていました。
    改めて読み返し、まぁそうっちゃそうだけど、
    重みに気付いたりなんて。

    「女の子」がたくさん出てきて、それぞれ全くタイプが違うのに、
    それぞれの不器用さに共感に似た愛おしさを覚えます。
    危ない。
    意地とか甘えとか怯えとか、そうしたどうしようもないものは、
    少なからず自分の中にもあるはずで。

    彼女たちが救われることを願ってやみません。
    まぁ、なんとなし、小さめで可愛い女の子を贔屓にしてるだけなんですけど。

  • 未レビュー消化。新装版ということで購入。マスターとドールたちが醜さや哀しさなど辛い感情を持ちながらも自分たちの足で乗り越えようとする様子が良い作品。ただ、そんな中メグと水銀燈のコンビだけは後ろを向いたまま歩こうとしている。そんな危うさと2人の儚い絆がこの先どうなるのか気になっています。今シリーズではメグが水銀燈を求め契約を結びますが、新シリーズでは水銀燈がメグを追いかけます。この様相がなんだかすれ違う恋人同士みたいでドキドキしてたまらないんですよ。
     しかし、ここで連載止められた読者の気持ち考えると絶望しかねぇな
     

  • 知らないことを知ることが出来た。それだけで次に繋がる足掛かりになると思うのです。
    ラプラスの魔の言葉が舞台じみているのは深刻さを緩和する為…だと。
    また決断の時が巡って扉を開けるか?開けないか?その選択を考える時点で貴方は常に闘い続けている。

  • 超いまさらながら。って、え…?ここで終わりなの??ええ?? 水銀燈の掘り下げも雪華綺晶の登場もあまりにも中途半端でもったいない。それ以外にも色々惜しいというか、ブームになったわりにはあんまりオーラがないなぁという印象。ドールが可愛いのは大変好いです。

  • 今シリーズ最終話ということで(まだ続くのですが)なかなか読み応えありました。ジュンくんが前向きにヒッキーから飛び出ようと頑張っていますが、今ある、やるべきことをやらなければ、前には進めないのですね。次シリーズ楽しみです。

  • 面白くなってきたところで…出版社関係で何かあったんでしたっけ。雑誌で追って無かったので詳しくは分からないのですが、なんにせよ続きがあると聞いて安心…
    ジュンと真紅たちのすれ違いというか一方通行がつらかった。思うにジュンはもっと自分を評価してもいい…

  • 急に読みたくなって新装版を一気に購入。
    しかしこれは酷い投げっぱなしエンド。
    やっと話が面白くなってきたところで……。

    これ、作者はマンガ描くのが凄く上手いと思う。絵の細かさ・丁寧さは勿論、デフォルメや画面割りも素敵。キャラ造形は言うまでもなし。すげえすげえ。

    ヤンジャン版に手を出すかは今のところ未定。

  • ここで終わるとは、続きがあるのを知っている今ならいいけど、リアルタイムで読んでいた人はガッカリしただろうなぁ。とりあえず主要人物が登場したので、これからどう展開し、どうそれぞれのキャラクターが絡んでいくのか楽しみに次を読み進める事にしよう。

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著者プロフィール

PEACH-PIT(ピーチ・ピット)
「千道万里」、「えばら渋子」による二人組女性漫画家ユニット。千道は主にシナリオ・プロットを、えばらはネームを担当し、作画は両人とも行っている。
代表作に『ローゼンメイデン』『ZOMBIE-LOAN』『しゅごキャラ!』。

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